『サッポロ一番 たいめいけん三代目シェフ 茂出木浩司監修 THEオム黒ラーメン』を食べてみた!

昭和6年創業の老舗洋食屋ながらラーメン・メニューでも有名な東京・銀座「たいめいけん」。老舗なのに真っ黒に日焼けしたマスコミ露出率の高い三代目シェフ・茂出木浩司氏の風貌のインパクトで知られる彼の監修で生まれたのがサンヨー食品『サッポロ一番 たいめいけん三代目シェフ 茂出木浩司監修 たいめいけんの裏メニュー THEオム黒ラーメン』だ。何とも味の想像がつかないので食べてみた。

意外とスッキリした醤油ブラックのスープにふわふわかき卵のコントラスト

ちなみにこの『サッポロ一番 たいめいけん三代目シェフ 茂出木浩司監修 たいめいけんの裏メニュー THEオム黒ラーメン』(95gうち麺70g・希望小売価格 税抜215円・2016年2月29日発売)は名前から想像がつく通り人気メニューのオムレツをラーメンと合体したもの。パッケージからの印象ではかなり刺激的な味わいを予想してしまうが…。

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使用しているのは醤油や野菜エキスを練り込んだ中太の油揚げ麺。調理時間は3分。かやくはかき卵と細切れチャーシューとフライドオニオン、赤ピーマン。スープはチキンをベースに玉ねぎの甘みを加えた醤油味で仕上げたという。

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調理を終了してフタをめくると、一面かき卵イエローが広がっていた。

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そこにオイリーな「仕上げの小袋」を入れて、全体をかき混ぜると濃い黒いスープが顔を出す。バター醤油味ということなのだけれど、そんなにバター臭はきつくない。むしろチキンの風味と卵の風味が立ち上がっているので自然な感じだ。

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スープを味わうと醤油のきりりとしたしょっぱさに、かき卵の風味がふんわりと加わって、結構平和な美味しさ。卵好きな人なら一目(口)惚れするくらいオムレツ感が感じられて、思ったよりはあっさりな味わいでホッとする。玉ねぎの甘みを活かしたスープも洋食店のラーメンという感覚。

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麺を啜っていくと、卵とともに細かいチャーシューが口内に入ってきて旨味がさらに高まる。バターはあくまで脇役で、コショウとともにスパイシーな風味で食欲をかきたてる役割を担当している。

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オムライスとチキンベースの黒い醤油味の合体でバターの風味を加えると、かなり万人ウケする味だと感じた。三代目のルックスからもっとアクの強さを連想してしまうかもしれないが、意外と保守的な美味しさなのである。

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チキンラーメンのふんわり卵が好きな人なら結構ハマるはず。スパイシーではあるけれど、決して辛いわけではないので、老若男女にオススメできる一杯だった。

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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