花椒のシビれが特徴の名店監修辛口麺『明星 汁なしの王道 汁なし担担麺 麺や金時』は極太麺が迫力満点!
著名レストランガイドにも取り上げられる名店が、東京・江古田「麺や金時」。その監修で生まれたのが『明星 汁なしの王道 汁なし担担麺 麺や金時』。汁なしタンタン麺ファンの中には、ラー油の辛さはもちろんだが、同時に添加される花椒(中国産の激辛山椒)のシビれに取り憑かれている人も多いと思う。そんなシビれっぷりを確認してみよう。
麻辣醤と辣油の織りなすオレンジ色の辛さに黒い刺客・花椒がビリビリと加わる!
蓋をめくると、半分うどんに足を踏み入れたような極太油揚げ麺が目に入る。明星食品『明星 汁なしの王道 汁なし担担麺 麺や金時』(169gうち麺130g・希望小売価格 税抜218円・2017年9月4日発売)のかやくは豚・鶏味付肉、チンゲン菜。ドバドバと湯入れをすると、待ち時間は5分だ。
しっかりと湯切り。タレの味が薄まってしまうので、ここでなるべく余計な水分を残さないのが美味しく食べるコツ。しっかり水切りした、湯でさらに太くなった麺の上に後入れのスープを満遍なくふりかける。結構麺に染み込んでしまうタイプなので、ムラを出さないためには気を使う。
オレンジ色のラー油カラーとそれだけでは済まさないぞとばかりに黒ずんだスープが花椒の存在を示唆する。香りはもう辛そうだしシビれそうだし、美味しそう。ただかやく類はどうしても端っこにかたまってしまって情けない。
一口食べると、爽快な突き抜ける辛さが口いっぱいに広がり、そのあとに花椒独特のシビれがやってくる。太麺のもちもち感がしっかりとタレを運び込んでくるので、しっかりとした旨みとともにそうしたシビれる辛さが味わえるのは素晴らしい。
パッケージで期待させる味わいはきっちり実現していると思う。ただ激辛というほどではなく、食べやすさも両立した辛味なので、そんなに覚悟しなくても大丈夫だ。がっつり系の濃厚汁なしタンタンを探しているなら、それはここにある。
photo by 尹 哲郎