チョコレート好きも要チェック! 塩瀬総本家の『カカオ羊羹』は現代における和菓子と洋菓子の理想的な融合

 

夏休みは普段会えない人と会う機会が多い時期。その際の手土産に、『カカオ羊羹』はいかがだろうか? 羊羹というと古風なイメージがあるかもしれないが、こちらは時代の流れを取り入れた羊羹となっている。洋菓子派の記者でもおいしく感じるか食べてみた。

 

フェアトレードカカオを使用したサステナブルな羊羹

塩瀬総本家(東京都)、創業1349年と670年もの歴史を持つ老舗和菓子店。初代が甘い餡を開発し、代々の天皇や将軍に重用されてきた。その頃から現在まで、創意工夫のある和菓子で人々を楽しませている。

『カカオ羊羹』(50g×5個入り・販売価格 4,320円・発売中)は、カカオの種類や濃度の異なる5種類の羊羹がセットになった商品だ。

一部原料に、カカオ・トレース認証マーク付きのものを使用しており、カカオの生産者や産地の支援に還元されることになっている。

長い歴史を持つ塩瀬だからこそ、サステナビリティのある商品を作りたいという思いで生み出されたそう。時代に合わせた変化や新たな挑戦を怠らない、塩瀬の真髄が活かされた一品なのだ。

 

5種類を味比べするのが楽しい! 

それにしても、ここまでの味を揃えたカカオ羊羹は珍しい。グラデーションカラーのパッケージはもちろん、カットして並べてみても思わずテンションが上がってしまう! 

  • Vietnam White(カカオ40%):ベトナム産トリニタリオ種
  • Venezuela(カカオ43%):ベネゼエラ産クリオロ種・トリニタリオ種
  • Peru(カカオ64.5%):ペルー産クリオロ種・トリニタリオ種
  • Ecuador(カカオ71%):エクアドル産ナショナール種
  • Vietnam(カカオ74%):ベトナム産カカオを収穫から60日以内に加工

意外なことに、カカオと羊羹はとても相性が良い。羊羹の上品な甘みが、カカオの風味を上手く引き立てるのだ。カカオごとの違いが十分感じ取れたのも、羊羹をベースにしているからかもしれない。ぜひ、コーヒーやカフェオレとともに味を比べてみてほしいのだが…記者の感想も記載しておこう。

Vietnam Whiteは、唯一白餡とホワイトチョコレートを組み合わせており、予想できないほどミルキーな味わいだった。意外性は5種の中でも飛び抜けている。一方、Venezuelaはミルクチョコレートのような味わい。カカオ感は控えめながら、キャラメル・ナッツ・カカオをローストした風味が味の輪郭をハッキリさせている。

カカオ60%以上のものは、特に餡とのバランスの良さが際立っていた。カフェオレともよく合う。Peruはダークならではの苦味・芳醇な香りに混じるフルーティさが、羊羹の甘さとうまく溶け合っていた。

Ecuadorはより華やかな香りで、苦味を含めた余韻が続く。最初に甘さが来て、徐々に苦味が広がる立体感も魅力だ。

 

最もカカオ%の高いVietnamは意外なほどマイルド。通常約2年かかる生産の過程を、60日以内で仕上げているそう。そのため、フレッシュでやわらかさのある味わいなのだ。羊羹らしさも感じられ、とても食べやすかった。

 

洋菓子好きにもぜひ食べて欲しい羊羹

餡はどれも丁寧に裏ごしされていて、もっちりなめらかな舌触り。羊羹というよりは、テリーヌや新しいチョコレート菓子を食べているような感覚だ。洋菓子派で羊羹はあまり好んで食べない記者だが、この『カカオ羊羹』はとてもおいしくいただけた。

高級感のあるパッケージも素敵なので、特別な贈り物にもおすすめ。由緒ある和菓子店の斬新な羊羹なんて、かなりセンスのある贈り物ではないだろうか。

 

塩瀬総本家のオンラインショップで購入可能だ。

 

公式サイトはこちら

https://www.shiose.co.jp/

 

商品詳細はこちら

https://www.shiose.co.jp/products/cacaoyokan

記者

カノウサキ

複数の大手Webメディアにて、飲食店・クリニック・コスメ・日用品などを紹介してきた紹介ライター。 普段から何か購入する前には調査や比較をするため、時間が足りなくなりがち。

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photo by 尹 哲郎

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