『本格米焼酎 霧島するる』芋焼酎を代表する霧島酒造が約20年ぶりに放つ本格米焼酎!

 

芋焼酎といえば「黒霧島」というほど人気の高いヒット商品を製造・販売する霧島酒造。芋焼酎を中心に注力してきた同社が、およそ20年ぶりに本格米焼酎の販売を開始した。その名も『本格米焼酎 霧島するる』。はたして、その実力はいかほどだろうか。実際に飲んでチェックしてみた!

 

芋焼酎の代表的なメーカーが約20年ぶりに発売する本格米焼酎

芋焼酎の大ヒット商品「黒霧島」など、1916年の創業以来、焼酎を中心に酒類の製造および販売やレストラン事業などを手がけている霧島酒造(宮崎県)では、このほど約20年ぶりとなる米焼酎として『本格米焼酎 霧島するる』(900ml瓶・希望小売価格 税込1,067円・2023年9月13日発売)の販売を開始した。

味わいや飲んだ時の気持ちを情緒的に表現した言葉「するる」を商品名としている

『本格米焼酎 霧島するる』の「するる」とは、味わいや飲んだ時の気持ちを情緒的に表現した言葉だそう。すっと清涼感のある果実の香りと、心が洗われるような口当たり、心が“するっと”ほどけるような、清々しい気持ちになる米の余韻を、飲んだ人それぞれの“するるひととき”で楽しんでほしいとの想いが込められているという。

原材料は米、米こうじのみ。こだわりの本格米焼酎だ

同社では1998年の「黒霧島」発売以降、芋焼酎の製造・販売に注力しており、麦焼酎・米焼酎の社内シェアは相対的に減っていたという。ただ、麦焼酎・米焼酎のさらなる味わいを追求するための研究・開発も進めており、2021年に発売した本格芋焼酎「SUZUKIRISHIMA」(宮崎エリア先行・数量限定販売の商品)にも使われている「ふわり玄米」など、これまでの芋焼酎造りで培ってきた技術を結集させて『本格米焼酎 霧島するる』が誕生したという経緯がある。

なお、『本格米焼酎 霧島するる』には、先述の「ふわり玄米」に加え、同社独自開発の酵母2種類を使用することで、メロンのような甘い果実香と最後に“すっと”澄み渡る米の余韻を実現しているという。それでは、実際に『本格米焼酎 霧島するる』を飲んで、その実力を確かめてみたいと思う。

 

爽やかでフルーティーな果実香が楽しめる

まずは定番のロックから。米のお酒というと、どうしても日本酒との違いが気になるところだが、醸造と蒸留の違いは如実に現れており、日本酒の重厚さよりも米焼酎の爽やかさを好むという人も多いだろう。商品名どおり「するる」という飲み口が魅力だ。

グレープフルーツジュースで割って「ソルティドッグ」風に

続いてメーカーが推奨する飲み方を試してみる。縁に塩を付けたグラスに氷を入れ、『本格米焼酎 霧島するる』1に対し、グレープフルーツジュース2の割合で注ぐ。よく混ぜたら「ソルティドッグ」風の完成だ。

グレープフルーツジュースの酸味と、グラスに付けた塩がアクセントとなり、フルーティーな甘い香りの『本格米焼酎 霧島するる』と相性バツグン! 爽やかで飲みやすく、女性にもおすすめの飲み方だ。

 

焼酎だからこそ、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力!

霧島酒造が約20年ぶりに発売した『本格米焼酎 霧島するる』は、同社の芋焼酎造りのノウハウを結集して開発されたフルーティーで爽やかな味わいの本格米焼酎。日本酒と異なり、割って楽しむことができるため、気軽にいろいろな飲み方を試してみたい焼酎だ。

 

同時発売の『本格麦焼酎 霧島ほろる』と合わせ、『本格米焼酎 霧島するる』の購入は全国の量販店や酒販売店などで。

 

※飲酒は20歳になってから。

 

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記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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