本格麦焼酎『博多の華 The Rich』『博多の華 The Dry』新登場!寒い季節、宴会シーズンは鍋を囲んで本格麦焼酎はいかが?

 

クリスマスやお正月、忘年会に新年会、成人式等々、何かと“飲む”機会が増えるこの季節にもってこいの焼酎が新登場! オエノングループ福徳長酒類株式会社(千葉県松戸市)から、2020年に発売40周年を迎える同社の代表ブランド『博多の華』シリーズに2つの新ラインアップが発売!『博多の華 The Rich『博多の華 The Dry』の趣向の異なる2つの本格麦焼酎。食中酒に最適な焼酎、お酒の味わいはもちろん、どんな料理と合わせるかもまた、楽しみ方の1つだ。

 

コクの 『博多の華 The Rich』をシンプルなキムチ鍋で…

日に日に寒さが増す12月。この季節、やはり温かい鍋物が恋しくなるのは日本人のDNAに刻まれたものではないだろうか。今回、2つの対照的な麦焼酎を前にして、記者は当初より「鍋物と合わせる!」と心に決めていた。というわけで、まずは『博多の華 The Rich』(1,800ml・希望小売価格 税抜1,886円・2019年9月12日発売)

こちらは、名前が示すとおり、リッチな味わいを特長とする麦焼酎である。まずはそのまま味見で一口。口あたりがまろやか!

麦焼酎独特の香りが強く、深みのあるコクと風味が後味として口の中に心地よく残る。贅沢な味を楽しみたい時に最適な相手だ。それが『博多の華 The Rich』の記者の印象である。

製法的には、黒麹をベースにしているため、原料である国産100%の大麦の味がダイレクトに出ている印象。しかも「常圧蒸留」であるため、原料由来の香り成分がしっかりと原酒に移行している。

このこってりリッチな『博多の華 The Rich』を、記者はシンプルで甘みの少ないキムチ鍋に合わせていただいた。ご存じのとおり、キムチ鍋は、幅広い世代から支持される人気鍋である。たっぷりの昆布出汁、アゴ出汁の中に、これまたたっぷりのキムチを投入し、あとは豚肉を入れて煮込むだけ。お好みで、醤油、ごま油、豆板醤で味を調える。

この豪快で、味の濃いキムチ鍋に、深く、やや甘いコクのある『博多の華 The Rich』の組み合わせ。辛いキムチ鍋の豚肉との相性は抜群で、思わず食が進む。こうなると、「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」の本格麦焼酎『博多の華』は嬉しいことこの上ない。ちなみに、『博多の華 The Rich』はアルコール分25%。記者は、シンプルにトニックウォーターと氷を1つでキムチ鍋を楽しんだ。

 

キレの『博多の華 The Dry』は、こてこてのもつ鍋で…

さてお次は『博多の華 The Dry』(1,800ml・希望小売価格 税抜1,886円・2019年9月12日発売)である。まずは比較のため、そのまま一口。

「おっ、同じ麦焼酎で、全然違う!」

同じ麦焼酎、同じ『博多の華』シリーズなのに、味わいが『博多の華 The Rich』とはまったくの別物なのである。陳腐な言葉で形容すれば、『博多の華 The Dry』はシャープにキレッキレな口あたり。麦らしさをギリギリに残しつつも、余計なものを排除した割り切りの良さ。そんなハードボイルドな味わいなのである。

 

そこで、記者はこのハードボイルドな『博多の華 The Dry』には、こってり甘いもつ鍋で挑むことにした。一時の爆発的なブームは去ったものの、寒い日に特にもつ鍋のおいしさは胃袋にしみる。まさに身も心も温めてくれる鍋である。

牛もつとキャベツ、ニラだけの極上もつ鍋を作る。決め手は、しょうがとネギで湯がいた牛もつを、炭火で軽く炙ること。これで余計な脂分と臭みは落ち、旨味だけが凝縮したプリップリの牛もつが出来上がる。

『博多の華 The Dry』は、麦原酒の雑味を丁寧に取り除き、キレを際立たせたドライな味わいが特長で、シルバーのパッケージにも、そのシャープな雰囲気が醸し出されている。記者は、これを梅干しとソーダで割って、甘みたっぷり白味噌仕立てのもつ鍋でいただいた。

牛もつの歯ごたえと、噛みしめたときのこってりと甘い味わい。この放埒(ほうらつ)な口の感覚を、『博多の華 The Dry』のキレと、梅干しとソーダの刺激が、現実に引き戻してくれる快感。これは、この冬、本当にはまりそうな組み合わせになりそうである。健康のため、飲み過ぎには注意の日々になりそうだ。

 

『博多の華』シリーズを飲み分ける!

日常の晩酌には、スタンダードな『博多の華 むぎ』

さて、今回は9月12日に発売された、『博多の華 The Rich』と『博多の華 The Dry』を飲み比べてご紹介したが、このシリーズにはスタンダードタイプの麦焼酎『博多の華 むぎ 25%』(1,800ml・希望小売価格 税抜1,716円・発売中)もラインアップされている。

こちらは、一言で言うと、今回紹介した2つの新商品の中間的なスタンダードな味わいで、日常的な晩酌用として楽しめる。

麦焼酎の香りが好きな方は、例えば、特別な日や贅沢気分で『博多の華 The Rich』を、中華などのこってり料理を味わうときには『博多の華 The Dry』を、そして、日頃の晩酌には『博多の華 むぎをいただく。そうしたシーン別の飲み分けをするのも楽しいだろう。

 

焼酎という酒は、究極の食中酒として、さまざまなもので割って楽しむ自由度にあふれたお酒である。ぜひ本格麦焼酎『博多の華』シリーズで、あなただけの工夫に満ちた飲み方を発見してみてはいかがだろうか。

 

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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