【スミノフアイスの味わいは?】全5種飲み比べ! スミノフアイス/同 ブリスクレモネード/グリーンアップルバイト/ワイルドグレープ/モスコミュール
スピリッツで世界No.1の販売量を誇る1864年誕生の正統派プレミアムウオッカ「スミノフ」を飲みやすい低アルコールで楽しめて人気の「スミノフアイス」シリーズ。目下リリースされている全5種類『スミノフアイス/同 ブリスクレモネード/グリーンアップルバイト/ワイルドグレープ/モスコミュール』を飲み比べしてみた。
米国カクテルブームの火付け役が放った『スミノフアイス』ってどんなお酒?
世界90カ国以上で飲まれている『スミノフアイス』はスッキリした甘さと、スタイリッシュなボトルが魅力の低アルコール(5%が基本)飲料だ。1999年、ロンドンのクラブシーンで手軽にカクテルを楽しむ用にスタイリッシュなボトルで登場し、人気を博した。
ベースとなるプレミアムウオッカ「スミノフ」は、1940年に始まったカクテル革命の火付け役として、今では定番のモスコミュールやスクリュードライバー、ブラッディメアリーといったカクテルを生み出した歴史に残るスピリッツである。
ここ日本でも近年はコンビニでも手軽に入手できることから、酔いすぎないアルコールドリンクとして、人気だ。それでは実際に全ラインナップを飲んでみよう。
これがオリジナル!
『スミノフアイス(SMIRNOFF ICE)』
まずオリジナル製品のキリンビール『スミノフアイス』(275ml・コンビニ実勢価格 税抜230円・発売中)から味わいたい。スタイリッシュなボトルに透明な水色、スクリューキャップをひねるだけで、簡単に味わえる。
まず最初に飛び込んでくるのはシンプルでクセのないウオッカの香り。5%の低アルコールなので、ごくごく飲める。すっきりした味わいで飲みやすく、スーッとのどに入っていくのが気持ちいい。アルコール弱めで、後味に添えられるレモン味がアクセントだ。
さすが定番のおいしさ。
もう少し、レモン強めで!
『スミノフアイス ブリスクレモネード(SMIRNOFF ICE BRISK LEMONADE)』
「BRISK」はキビキビ活発という意味。『スミノフアイス ブリスクレモネード』(275ml・コンビニ実勢価格 税抜230円・発売中)は、キャップを捻っただけで、レモンの香りがほとばしる。
オリジナルより甘酸っぱいレモネード味が口いっぱいに広がり、飲みやすく爽やか。唐揚げが食べたくなってしまった。
青りんごテイストがさわやか
『スミノフアイス グリーンアップルバイト(SMIRNOFF ICE GREEN APPLE BITE)』
かじったりんごという意味だろうか。『スミノフアイス グリーンアップルバイト』(275ml・コンビニ実勢価格 税抜230円・発売中)は、りんごはりんごでも青りんごの爽やかさをまとった良い香り。
フレッシュ感がみなぎっていて、実に飲みやすい。
懐かしいぶどう味でジューシーに!
『スミノフアイス ワイルドグレープ(SMIRNOFF ICE WILD GRAPE)』
いくぶんジュース色を高めているのが『スミノフアイス ワイルドグレープ』(275ml・コンビニ実勢価格 税抜230円・発売中)だ。香りはまさに紫系のぶどう感。色味も薄いバイオレットで美しく、気分がアガる。
同じアルコール5%だが、お酒っぽさは少なめ、どこか懐かしさを感じさせる味わいだ。
ストロングな9%のニューフェイス
『スミノフアイス モスコミュール(SMIRNOFF ICE MOSCOW MULE)』
昨今のストロング系に合わせたのだろうか、一番新しい『スミノフアイス モスコミュール』(275ml・コンビニ実勢価格 税抜230円・2020年6月30日発売)は、唯一9%のアルコールを含んだ、ストロング系スミノフアイスとなっている。
「モスコミュール」というカクテルは、今では定番カクテルの一つだが、その誕生のきっかけとなったのはスミノフだった。
1940年代初頭、米国ハリウッドで、スミノフと、売れ残って困っていたジンジャービアを混ぜマグに入れて提供する「スミノフミュール」というカクテルを考案され、これが後のモスコミュールにつながり、そのおいしさで”カクテル革命”を起こしたのだという。
そんな由緒正しい『スミノフアイス モスコミュール』は、一番のおしゃれ感がある。見た目もうっすらしたゴールドタイプで、ライムのイラストが気が利いている。
キャップをひねると、漂うほのかなジンジャー(しょうが)の香り。その辛味・苦味と共に飲み干すと、ライムミント味が後味としてスッキリ広がる。これはおいしいモスコミュール! 無果汁でありながら、フレッシュ感もあり、辛味とともにすっきりさは群を抜く。
入手はすべて、全国の酒類取扱店やコンビニエンスストア、スーパー等で可能だ。
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photo by 尹 哲郎