【5月5日はかずの子の日】定番数の子『味付数の子 御寿味付』と鰊魚醤入り「かずのこ屋さんの味付数の子」を食べてお祝いしよう【食べ比べ】

 

「こどもの日」である5月5日は、「かずの子の日」(2015年制定)。子孫繁栄の縁起物でもある数の子を食べて、両親(二親=にしん)に感謝し、日本の食文化を継承し守っていく日だ。そこで今回は、数の子トップブランドの定番商品『味付数の子 御寿味付』と、鰊魚醬入りの「かずのこ屋さんの味付数の子」を食べ比べしながら、「子どもの日」をお祝いしよう。

 

塩抜き不要ですぐ食べれる! 魚介の旨味を感じる2つの数の子

井原水産(北海道)は、昭和29年に創業した水産加工食品製造メーカー。数の子ならヤマニ! と評されるほどの数の子ブランドとしても有名だ。

『味付数の子 御寿味付』

『味付数の子 御寿味付』原材料名

「同社のヤマニ」ブランドの定番商品である『味付数の子 御寿味付』(140g・希望小売価格 税込1,780円・発売中)は、太平洋産の数の子を白醤油をベースに、魚介の旨味を加えた上品な味わいが特徴の数の子である。

「かずのこ屋さんの味付数の子」

「かずのこ屋さんの味付数の子」原材料名

一方、「かずのこ屋さんの味付数の子」(60g・希望小売価格 税込760円・発売中)は、同じく太平洋産の数の子を自社製造の鰊魚醤入りのタレで味付した数の子。深みのある味わい仕立てとなっており、一本羽のきれいな造形とパリパリとした歯ごたえを楽しめる。

(左)味付数の子 御寿味付 (右)かずのこ屋さんの味付数の子

今回は「ヤマニ」ブランドを代表する2つの数の子を食べ比べながら、「こどもの日」をお祝いしつつ、「かずの子の日」に感謝しよう。

 

『味付数の子 御寿味付』は、さっぱりとした後味が魅力。噛むほどに染み出てくる上品な味わい

まずは定番の『味付数の子 御寿味付』から食べてみよう。

大きさは約11cm

白醤油で味付けをしているだけあって、白っぽい色味。見た目からも上品さを感じられる。

密度の高い粒粒感

贅沢に一本羽のままかぶりつくと、プチプチとした食感がお出迎え。噛むほどにじゅわっと醤油の味と魚介類の旨味が染み出てくる。上品な味と表現するのにぴったりな繊細な味付けだ。

その一方でしっかりとした味のベースがあり、塩味も感じやすく、数の子だけで十分におかずにできそうな満足感。

 

「かずのこ屋さんの味付数の子」は風味高い鰊魚醤の味わいが魅力的。お酒との相性も良さそう

続いては、自社製造の鰊魚醤で味付けした「かずのこ屋さんの味付数の子」。

大きさは約11cm

色は『味付数の子 御寿味付』と比べると鮮やかな黄色。

プチプチっと気持ちのいい食感とともに、風味高い味わいが口中に広がる。先ほどは醤油と数の子の味のブレンドが楽しめたが、こちらは鰊魚醤との一体感が強く、魚の旨味がよりはっきりと伝わってくる。

後味にも風味が残り、余韻が楽しめるのでお酒との相性が合いそう。両親に感謝しながら数の子を食べて盃を交わす、というのも風情があって良さそうだ。

 

5月5日のお祝いは数の子で!

子孫繁栄の縁起物である数の子は、正月の食べ物という印象が強いかもしれない。だが、縁起物はいつ食べても縁起が良いことに変わりはない。「こどもの日」に改めて食べて子どもの健やかな成長を願い、そして両親に感謝してみるのはいかがだろうか。

 

井原水産オンラインショップで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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