【危険】普通の辛さじゃ満足できないあなたへ! 鬼殺し級のヤバい辛さ『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』爆誕!

 

辛くて旨いとメディアで話題の人気商品「柿の種のオイル漬け」シリーズに待望の第4弾が新登場! 阿部幸製菓『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』は 普通の辛さじゃ満足できない人のために作られた激辛版だ。鬼殺しの名を授かったその辛さに激辛党の記者は勝てるのか!?

 

単に辛くしただけじゃない! 激辛プレミアム版に進化した3つのポイント

食べれば食べるほどクセになる旨辛な味わいで、メディアで話題となっている阿部幸製菓(新潟県小千谷市)の「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」をご存じだろうか。

 

その名の通りにんにくラー油の中に柿の種を漬けた商品で、ご飯の上にかけて食べたりおつまみに食べたりと様々な楽しみ方が出来る一品だ。2018年3月に発売して以降、想定を大きく上回る人気商品となっており公式オンラインショップでは現在予約待ち状態となっている。

だが、幾度の激辛ブームを経験し成長した激辛党の舌がそれに満足できるわけがない。

さらなる辛さを同社に要望したところ、ついに激辛好きのためにシリーズ第4弾となる激辛プレミアム版を開発。それこそが『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』(160g・希望小売価格 税抜900円・2020年8月3日発売)である。

辛くするだけならよくある話なのだが、阿部幸製菓の開発担当者は一味違う。にんにくラー油の美味しさを感じられるよう旨味もしっかりと引き上げるだけでなく、見た目からも「楽しい」が伝わる商品に仕上げたいと、幾度もの試作を経てようやくレシピを決定した。

従来のファンにも楽しめるように工夫を凝らしているのだ。

進化ポイントは大きく3つ。

1つ目は、柿の種の種類の変更。通常はしょうゆ味を使っていたが、今回は唐辛子付きの激辛味にチェンジした。よく見ると唐辛子の粉末が表面についているのがわかる…! 元々辛い柿の種をベースに使うことで、辛さに休む暇を与えないようにしている。

2つ目はさや丸ごと1本の唐辛子入りとなったこと。

辛味はもちろん、ふたを開けたときの見た目の辛さにさらなるインパクトをプラスしているのだ。ここまで堂々と入れるなんて、開発者もかなりの遊び心のある方である。

新潟県産同士のコラボ!

3つ目はこの商品の最大のポイント、阿部幸製菓と同じ新潟県にある有限会社大祐(だいゆう)の「危険 超鬼殺し」を使用していること。

同社の取り扱う「鬼殺し」シリーズの中でもトップクラスの辛さを誇る香辛料(粉末一味唐辛子)で、激辛へとランクアップしている。商品ラベルの横には「超鬼殺し」のラベルが採用されており、事実上のコラボ商品と言っても過言ではない。

鬼をも殺す辛さをさらに超えた味わいは、数々の激辛商品を食べてきた記者を満足させることが出来るだろうか。

 

通常の「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」と比較しながらその味をレポートする。

 

赤黒さがやばい! 辛さはもっとやばい! 鬼殺しの名前はダテじゃない

左:『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』、右:「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」

パッケージデザインのベースは同じ。『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』は激辛の判子が押されていたりしゃもじの色が黒くなっていたり柿の種が赤くなっていたりなど、仕様違いを表現したこだわりのデザインとなっている。

明朝体で書かれた上品な印象の名前が浸食されているみたいでちょっと面白い。

左:「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」、右:『柿の種のオイル漬け激辛にんにくラー油』

それぞれ小皿に出して比較するとその差は歴然。

「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」は柿の種のツルツルとした表面感や透き通った見た目なのに対し、『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』は辛さといえばこうだよね! と言わんばかりの見た目となっている。ラー油の色は3倍くらい赤黒いし柿の種に付着した唐辛子が痛々しい。

視覚でも楽しめるとはこういうことだったのか…!

赤黒い邪悪な色味が辛さの楽しさを演出している

嗅覚への刺激は意外とシンプル。

どちらもにんにくラー油らしい旨味がしっかり伝わってくる。『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』の方がにんにく感を若干強めに感じた。

まずはそのまま実食。にんにくチップは下に沈んでいるので混ぜて底からすくいあげるのがおすすめ。

噛めば噛むほど、柿の種自体が辛いのだとわかる。通常の「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」は、あくまでにんにくラー油を美味しく食べるための香辛料程度で「辛いね~」と笑いながら言えるのだが、こちらは違う。胃でも辛さを感じるレベルだ。

 

ちょい足しで簡単おつまみも楽しめる!

今回は夏らしさも楽しめるようにざく切りにしたキャベツにかけて食べてみよう! 『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』は未知数の領域なのでまずは控えめにスプーン1杯分。

キャベツに乗せるだけで簡単!

シャキッとしたキャベツに、柿の種のザクザクっとした食感が見事にマッチ。辛さに合わせてラー油の量も増やしているので旨味やコクがより濃厚に感じられる。

みずみずしいキャベツのおかげか、そのままで食べるより控えめな刺激。警戒をしすぎていたのだろうか。

口の中にある時は辛さはほとんどないが、時間差で恐ろしいほどの刺激がやってくる

と、食べ進めていくと気が付いた。なんだか舌が痛い。

そう感じ始めるとその勢いはどんどんと増していき、ヒリヒリとした辛さが口中を支配していく。これはなかなかヤバイ領域の辛さだ。扇風機の風を浴びながらも額に汗が染み出てくるほどに、一味唐辛子が身体中を駆け巡っていく。

食べるときは、満遍なく和えてから食べてみて

とはいえ、むやみに辛いわけでもない。初めに感じた旨味とコクはしっかりと残っており、辛いと思いながらもにんにくラー油の旨味を味わいたくてすぐに次が欲しくなる。キャベツとの相性も良く、お酒のつまみにもぴったりな味わい。

口の中の濃厚な旨辛味をキンキンに冷やしたビールで流し込む、これはたまらん。

 

『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』刺激的な熱い夏を!

「危険 超鬼殺し」をプラスしてさらに辛味を増した『柿の種のオイル漬け 激辛にんにくラー油』は、激辛好きにも、にんにくラー油ファンにも期待を裏切らない。味も見た目もプレミアム仕様になったので、この激辛な美味しさをぜひ体験してみてほしい!

購入はオンラインショップ、新潟県内の土産店、物産館などから可能。

 

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック