「堅あげポテト」の約1.4倍厚でさらに凶暴に進化! 最堅ポテチ『クランチポテト ソルト味/サワークリームオニオン味』

痛みの向こうにおいしさがある!

 

ポテトチップスは堅ければ堅いほどいい。そう考える人だったらお待ちかねの『クランチポテト ソルト味/サワークリームオニオン味』。すでにカルビーには名品「堅あげポテト」が存在するというのに、さらに史上最高の堅さに進化したという。さあ、口の中をなるべく切らないように食べてみたい。

 

頭蓋骨に響くほど強烈なガリガリ・ゴリゴリ感に感動、怪我しないように食べるのにひと苦労!

ポテトチップス・ファンならば、もともと「堅あげポテト」で堅いポテトチップスのおいしさは知っていると思う。薄手のパリパリ感と油のジュワーっと感がおいしいのもいいが、バリバリの食感でゴツい旨みが口いっぱいに広がる厚手のポテチのおいしさはまた格別だ。

おなじみの「堅あげポテト」

しかしその一方で、厚手のポテトチップスは時に凶器になる。舌と並行に口の中に入れてそのまま噛み砕ければいいが、油断していると斜めになったり縦になったりで、口の中を切ってしまうこともある。おかげで時折、自分から出る赤い隠し味を一緒に味わってしまうことも。

 

すでに十分、「堅あげポテト」のうまさと引き換えにそうした危険をくぐり抜けてきたが、ここにきてカルビーはまたエスカレートした。『クランチポテト ソルト味/サワークリームオニオン味』(60g・実勢価格 税込約130円・2019年9月30日発売)である。

立派に凶暴だと思っていた「堅あげポテト」の約1.4倍の厚さ(フライ前スライス厚)で、カルビー史上最堅のポテチを作り上げてしまったのである。これは恐怖。おいしそうだけど。実際厚い分、しっかりと長めにフライしているんだとか。

それでは実際に危険をかえりみずに食べてみよう。

 

 

素朴なじゃがいもの旨味、濃い味でガツン!
『クランチポテト ソルト味』

小ぶりのギザギザカットの一枚をとって、口の中に入れる。豊潤な油感とともに、噛むと濃いめの塩味がじゃがいもの素朴な旨味とともに広がる。ただ噛むとゴリゴリの音が頭蓋骨にまで響いてきて、すごい。やかましい。骨伝導イヤホンのように骨のずいまで感じるガリガリ・ゴリゴリ。周囲の音が聞こえにくくなるほど。

そんな工事現場感覚の騒音はあるものの、やはりこの旨味の嵐は非常に美味。

止まらなくなるが、やはり厚手なためか、みるみる腹に溜まってくるのも同時に感じてしまう。

 

 

人気の酸味系玉ねぎ味はクサいけどうまい!
『クランチポテト サワークリームオニオン味』

放り込んだ途端に口の中いっぱいに広がるニンニクに近い強烈なアリシン感。これは食後に商談やデートは避けなきゃいけないタイプだ。1枚目からガツンと旨味と少しの甘味がやってくるこの濃い味。コンビニ舌の持ち主ならすごくうれしいと思う。

歯や歯茎に問題を抱えている人は避けた方が無難

そしてこれもすごく腹に溜まる。むしろスナックというよりゴハンに近い感覚。夕食前に食べたらほとんどの子供は食欲を失って母親に怒られるレベル。実際忙しい時の食事がわりになるくらい、ずしっと来る食感だ。

ここまで、慎重に食べ進んできたので、怪我はないと思っていたのだが、やはり少し口の中でヒリヒリする部分はある。ザクッと行くことはなかったので、この程度で済めば勝ちと考えてもいいだろう。食べる人は注意して、必要以上の傷を負わないようにしたい。

入手は全国のコンビニエンスストア以外の店舗で可能だ。

 

 

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎/Official image

トラックバック