『ムニュムニュ ドレミファキャット』背中を押すとニャ音で音階が鳴る楽器系おもちゃ!

タカラトミーアーツから楽しい猫のフォルムを持った音楽おもちゃ『ムニュムニュ ドレミファキャット』が登場。8匹の猫たちがそれぞれドレミファソラシドを担当して押すとそれぞれの音階をニャの鳴き声で奏でてくれるというものだ。幼い子どもの音育にうってつけである。

3匹まとめて重ねて押せば猫和音が鳴る!

『ムニュムニュ ドレミファキャット』(W55 × H42 × D80mm・希望小売価格 税込各1,296円・2016年3月17日発売)は単体でも販売されるが、よほど「ミ」に思い入れがあるとかの特殊な場合を除いて、セットの「ムニュムニュ ドレミファキャット 8個セット」(希望小売価格 税込各10,368円・2016年3月17日発売※単三乾電池別売)で遊ぶことになる。担当音階は以下の通り。それぞれ1匹でも演奏できるように各々内蔵曲が収録されている。

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低いド……ドラネコ 内蔵曲「歓喜の歌」
レ……ハチワレネコ 内蔵曲「キラキラ星」
ミ……ミケネコ 内蔵曲「アマリリス」
ファ……ファンタジーキャット 内蔵曲「ちょうちょう」
ソ……ソライロキャット 内蔵曲「メリーさんの羊」
ラ……ライムキャット 内蔵曲「アメイジンググレイス」
シ……シャムネコ 内蔵曲「聖者の行進」
高いド……トラネコ 内蔵曲「ぶんぶんぶん」

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それらをずらりと低いド〜高いドまで並べれば、白鍵だけのピアノと同様の構成になる。半音(黒鍵)は存在しないので、演奏できる曲は童謡中心になるが、使うのが子どもと考えれば順当か。

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多少でもピアノやオルガンの心得があれば、上記に内蔵されているような曲はすぐ弾ける。ただ全部の音は「ニャ」で発音されるので念のため。猫のフォルムをしたカバーはシリコン製で感触もいいし、おもちゃとして尖った部分がないので安全性も高い。裏面はネジ止めされた電池カバーで単三乾電池を各2本使用するので、8匹分となると16本も必要となる。別売りなので購入時には気をつけたい。

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面白いのは重ねて押しても同時に鳴くこと。つまりドラネコとミケネコとソライロキャットを重ねて押せば「Cメジャー(ドミソ)」、ハチワレネコとファンタジーキャットとライムキャットを重ねて押せば「Dメジャー(レファラ)」となる。単音だけでなく和音も学べるのだ。

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猫の裏側には音名も書いてあるので、それを当てさせる遊びをさせれば、自然と絶対音感が身につくのがすごい。和音も限定的ながら覚えられるし。子供の情操教育・音育には非常に優れたおもちゃじゃないだろうか。

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ちなみに1匹だけ買った場合でも裏面スイッチを切り替えることによって、それぞれの内蔵曲の音階が背中を押すたびに順になっていて、簡易演奏が楽しめる。音の長さを覚えるということでも役にたつ。

 

将来的にビッグになったミュージシャンが、「音楽との初めての出会いはムニュムニュ ドレミファキャットでした」なんてインタビューで応えることにもなる日が来るかもしれないと、少し思った。

オススメ度:(面白い)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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