『日本刀はさみ 真田幸村モデル』赤備えの戦国武将気取りで事務仕事に邁進できる個性派ハサミ!

堺雅人が主人公に扮したNHK大河ドラマ『真田丸』をきっかけに人気が沸騰している戦国武将・真田幸村(信繁)。その真田十勇士を従えて徳川家康に挑んだ武将にちなんだハサミがこのニッケン刃物株式会社(岐阜県関市)による『日本刀はさみ 真田幸村モデル』である。PET ケースに仕込まれたこの見た目、何となくフィギュア感さえ感じさせる代物だ。

鞘には真田家の家紋「六文銭」が燦然と光り輝く!

「真田丸」人気のあやかり製品でしょうとたかをくくるのはまだ早い。というのもこれを作ったニッケン刃物株式会社は刃物の町・関市にある1946年創業の老舗刃物製造店。刃物としての性能も保障付きなのがこの『日本刀はさみ 真田幸村モデル』(全長180mm/上刃 87 mm・下刃 82 mm・希望小売価格 税抜約2,700円・発売中)なのだ。

CR6_1905
デザインをキメているのはハサミの柄の部分にあしらわれた赤。実は戦国武将で赤=朱塗りのものを揃えるのは非常に高価であったため、”赤備え“と呼ばれ、名将の証でもあった。真田幸村も「大坂夏の陣図屏風」の絵画に描かれた通り、赤備えで有名な武将だ。

CR6_1917
とはいえそうしたデザインパーツはABS樹脂製なので過度な期待をしないように。それでも刀のフォルムを踏襲して湾曲した刃渡りは美しくカッコいい。

CR6_1927

切れ味も気をつけないと己れの手をばっさり切りつけてしまいそうなくらい鋭い。スパスパ切れる。さすが老舗刃物店だけある。

CR6_1954

CR6_1943
使い終わった後、鞘にしまうというのもなかなか雰囲気があってよろしい。鞘部分には革製の紐まで付いている。事務ハサミとしてはオーバースペックなくらいの切れ味だが、使う楽しみが増えるので単調で刺激のない事務仕事もはかどるかも。

⑦真田幸村プレミアムモデルSW-150Y
ちなみにこのABS樹脂な感触がイヤという人には、鞘と持ち手が本漆による越前塗りを施した上、刃もクロムメッキで仕上げた『日本刀はさみ 真田幸村プレミアムモデル』(全長180mm/上刃 87 mm・下刃 82 mm・希望小売価格 税抜約15,000円・2016年4月1日発売)も存在する。これは赤箱2段仕様のパッケージとともに高級感は申し分ない。

真田幸村プレミアムモデル(全パーツ)SW-150Y
また机の上をさらに真田色に染めたい人には『十文字槍 ペーパーナイフ』(全長210mm/刃 60mm・希望小売価格 税抜約1,200円・2016年4月1日発売)というのもある。

十文字槍パッケージ

天下統一気分でダイナミックに仕事をしたい事務職の皆さんにオススメである。もちろんオリエンタリズム好きの外国人のお土産としても喜ばれるはずだ。

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

記者

アバター画像

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

トラックバック