高速空中回転もOK!京商『QuattroX クアトロックス』世界最小クラスの、ラジコン式クアッドコプターだ!
ラジコン操縦の小さなヘリコプターが、最近人気を集めている。より小さく、より高性能に進化しているうえ、操縦がそこそこ難しいので、大人でも遊んでいて飽きない。
そんなミニラジコンの世界で、今年のクリスマスプレゼントの最右翼となりそうなスゴい奴が、京商(神奈川県厚木市)から発売された『QuattroX クアトロックス』である。
ヘリコプターのローター(プロペラ)が4つ登載された「クアッドコプター」で、サイズは世界最小クラス。そしてその魅力は、何といっても、その過激な操作性である。
さっそく箱から取り出して、4つのローターを取り付け、さらにローターガードをはめ込む。それだけで本体は完成だ。
手のひらにすっぽりと収まり、どことなく小さな甲虫のようだが、よく見ると、細かいところの作りがなかなか良く出来ている。例えば、ローターの下には、それぞれ小さなモーターがあるが、そのさらに下に、車輪のような突起があり、これが弾力のある構造で、ショックアブソーバーの働きをしている。
飛行中に落下しても、この部分で衝撃を吸収し、モーターやローターを守る構造になっているのである。
また、本体周囲のローターガードは、立体的な構造になっており、横方向の衝突だけでなく、逆さまに落下した際にも、ローターを痛めないように作られている。
中央の胴体には、スイッチと充電ポートが配置され、その本体全体をローターガードと、車輪の突起で守り、壊れにくく出来ている。
まずは、ここで京商が作成した、ブルース・リー(?)がご案内するプロモーションビデオを見てみよう。
http://youtu.be/RjNXo38b1wc
このビデオで、『クアトロックス』の高性能がよくわかってもらえたと思う。さて、問題は、このビデオのように、誰でも、初心者でも、操縦できるのかどうかである。
ちなみに、記者は、こうした玩具の操縦は、今回が初めてである。
まず、飛ばす準備として、本体を充電する。付属のUSB充電ケーブルを使って、送信機から充電もできるし、パソコンのUSBポートからも充電可能である。およそ30分でフル充電され、約5分の飛行ができる。
フル充電を終えて本体のスイッチをONにすると、4つのLEDライトが点灯し、とても精悍でカッコいい。他のラジコン・ヘリコプターとは、かなり印象が違う、近未来的なフォルムである。
送信機のスイッチも入れ、右レバーをそっと前に押し出すと、『クアトロックス』は、ローターの回転音と共に、ふわっと浮き上がった!そこでホバリング!と思ったが、急に上昇し、今度はあわててレバーを引きすぎて、あえなく墜落。
墜落したら、すぐにレバーを完全に戻し、ローターを痛めないために回転を止める。もう一度気を取り直し、挑戦。何度かやっているうちに、操縦のコツがつかめ、ホバリングから左右移動、左右の回転、そしてその場での高速宙返りと、だんだんできるようになってきた。
操縦はなかなか難しいが、だからこそこれは面白いのだろう。しかも慣れてくると、基本的な操縦は、なんなく出来るようになる。唯一の問題は、5分があっという間に過ぎ、30分の充電時間がとても待ち遠しいことだった。それほどに、この操縦は楽しいのである。
記者は、最初のうち、この『クアトロックス』の動きが速すぎて付いていけなかったが、実は、送信機のスイッチに、「高速モード」と「ノーマルモード」があり、ノーマルで始めると、比較的ゆっくりと操縦が可能になった。
また、まっすぐに上昇するときに、前後左右にずれてしまうときは、送信機中央にある三角形のボタンを使って「トリム調整」ができ、ズレを修正できる。 調整がしっかりとできると、本当に安定した飛行ができて、操縦にも余裕が持てる。
『クアトロックス』の商品ラインナップは、 レッド、シルバー、ブラックの3種類。価格は税別5980円となっている。
アウトドアでもインドアでも、楽しみ方は自由。予備のローター付きなのでガンガン遊べる。慣れてきたら、ローターガードを外して遊ぶこともできる。
対象年齢は15才以上。中高生以上の子供へのクリスマスプレゼントに、そして自分遊び用に、『クアトロックス』は面白い選択肢になりそう。
『クアトロックス』未使用の新品(赤)を1名様にプレゼント。 Twitterでのご応募も可能です!
【応募受付は終了しました。】