伸びる無糖タイプの紅茶飲料市場では“ごまかし”は効かない! ホットが専用『TEAS’ TEA ダージリン STRAIGHT』新発売!

茶飲料市場では、ここにきて、「無糖」タイプのものが売り上げを伸ばす傾向が顕著になってきている。これはメーカー独自の調査でも、調査会社が行った調査でも、データが示すものだ。

従来の甘いタイプの紅茶飲料では、それほど差が出なかった紅茶の味わいが、無糖にすることで、違いがはっきりとわかるようになると記者は思っている。だからこそ、この無糖タイプの市場は面白い。

そんななか、今日ご紹介する『TEAS’ TEA ダージリン STRAIGHT』は、かなりイケル新商品だ。

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この『TEAS’ TEA ダージリン STRAIGHT』は、茶葉にダージリンのF.O.P.(フラワリー・オレンジ・ペコー)を使ったというだけあって、花のような香りが豊かである。そして口に含むと、微かな甘さと軽い渋みが残る。これなら「紅茶」と言われても、納得することができる。

ちなみに、今回、比較参考のため、他社の無糖ダージリンの紅茶飲料も同時に購入してみたが、こちらは全く別物で、美味しさは感じられなかった。甘味を加えないと、お茶はごまかしが効かないと、つくづく感じさせられた瞬間だった。

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逆に言えば、砂糖たっぷりの甘い飲料というのは、ある意味、何を飲んでもごまかしが効く。無糖タイプの紅茶飲料市場が伸びることで、ごまかしの効かない、ガチンコの品質勝負となるのは、消費者にとっては喜ばしいことなのかもしれない。

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「TEAS’ TEA」ブランドは、伊藤園が北米市場向けに売り出しているニューヨーク生まれのブランドである。パッケージデザインも、オシャレなものが多く、日本でも人気を集める。

12月9日に発売された、この「ダージリンSTRAIGHT」は、HOT専用ということだが、冷たくなっても、香りと渋みは楽しめる。285ml入のボトル缶入りで、税別124円である。紅茶飲料の無糖タイプ市場、これからどんどん拡大してほしいものだ。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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