上質感を演出するネーミングとシンデレラのデザインが可愛い!『午後の紅茶 ザ・パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー』

リンの「午後の紅茶」ブランドは、ペットボトル入りの紅茶飲料ブランドとして、不動の地位を築いている。とはいえ、記者は、所詮ペットボトル入りの紅茶飲料でしかないと思っている。紅茶飲料としては美味しいが、紅茶とは別物である。

そういうスタンスをはっきりさせた上で、この『午後の紅茶 ザ・パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー』は美味しい。特に大人の女性には人気を集めそうだ。

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「パンジェンシー」とは、紅茶好きなら知ってのとおり、香りと口に残る心地よい渋みを褒め称える言葉である。しかも使用茶葉はウバ100%。旬摘みが15%入っているという。いったいどんな味なのだろうと、興味津津だ。

ところが、口に含むと、さすがに甘すぎる。記者は、いつも疑問に思うのだが、どうして、こうした紅茶飲料は、こうまで甘くしないといけないのだろう。

ミルクティーには、多少の甘味を加えるという飲み方もわからないではないが、せっかく美味しい茶葉を使っているのに、これは甘すぎないだろうか。

パンジェンシーシリーズの「初摘みダージリン」が無糖・無香料だったのに比べ、記者には少々残念に感じられた。

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とはいえ、ペットボトルに詰めて、冷やして飲む紅茶飲料で、香り豊かに楽しんでもらうには、いろいろ入れることは仕方がないのかもしれない。そう割り切ると、少々甘いが、美味しい“飲み物”ではある。

ターゲットは少し大人になるのだろう。ボトル全体から、プレミアム感が漂う。

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それと、この冬だけの限定で、ラベルにはディズニーのシンデレラ姫やシンデレラ城、かぼちゃの馬車などが描かれているが、これもなかなか綺麗な仕上がりで、全体を濃いブルーとゴールドでまとめたセンスも良い。

この『午後の紅茶 ザ・パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー』は、460ml入り税別150円。11月26日からの発売だ。紅茶好きの記者は、この次のパンジェンシーシリーズに期待したいと思っている。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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