『小麦粉料理で自立支援』クラウドファンディング開始! まずは本格水餃子2種類からスタート!

 

うどんやパン、ラーメンにパスタなど、小麦粉を使った料理は多種多様で、日本人の食卓に欠かせない食材といっていいだろう。そんな小麦粉料理の可能性を引き出し、食や生活に困難を抱える人たちに提供する『小麦粉料理で自立支援』プロジェクトがクラウドファンディングで立ち上がった。まず第1弾として「本格水餃子」2種類のレシピを確定させるという。いったい、どのようなプロジェクトなのだろうか。

 

小麦粉料理はさまざまな多様性があり、その可能性は大きく広がっている!

小麦を製粉した小麦粉はさまざまな料理の材料として使われている

台湾の袋麺を輸入、販売を手掛けるfood next(愛知県)では、このほど食や生活に困難を抱える人たちに向けて、『小麦粉料理で自立支援』プロジェクトをクラウドファンディングサイト「READYFOR」で立ち上げたことを発表した。まずは冷凍の「本格水餃子」2種類のレシピ確定に動き出しているという。

food nextの担当者は中国・北京で生まれ育ち、幼いころから小麦粉料理に慣れ親しんできたという。その独特の魅力に惹かれ、趣味として自分で料理を始め、今では自分なりのアレンジや創作にも取り組んでいるそう。そこで得たモットーは「常に新しいことに挑戦する」ことだという。

小麦粉料理の多様性は、数多くの要素が組み合わさって無限に変化できるという小麦粉の特徴にある。処理方法や成形方法、合わせる食材、さらに加熱方法によって、常に新しいメニューが考案されているといってもいいだろう。和洋中だけでなく、世界各国で小麦粉料理が主食として食べられていることからも、小麦粉料理の可能性は大きい。

今回のプロジェクトで重要なのが「自立支援」という点。同社では、小麦粉料理の開発を通じて食や生活に困難を抱えた人たちを支援していくことを目的としてプロジェクトを立ち上げたという。具体的には、同社の屋号を使うことで加盟金なしで開業できるというもの。

 

それでは、実際に『小麦粉料理で自立支援』プロジェクトが、どのような内容となっているのか見ていこう。

 

まずは本格的な冷凍水餃子の開発に着手

意外と知られていないことだが、本場・中国では餃子といえば「水餃子」が主流。日本で親しまれている焼き餃子はマイナーなのだとか。水餃子と焼き餃子の大きな違いは調理法以外に、餡を包む皮の厚さが挙げられる。水餃子は厚みがあって、もちもちとした皮が使われる。

同社では、プロジェクト立ち上げにあたり、まずは本格的な冷凍の水餃子2種類の開発に着手しているという。これらのレシピを飲食店やテイクアウト専門店、ネット販売など、さまざまな販売方法で自由にビジネス展開が可能となっている。

さらに、売り上げに応じて一定の割合で販売拠点での「子ども食堂」の支援も行えるという。しかも、同社の屋号で小麦香料理を販売するオーナーには、メニューの開発を奨励し、もし各店舗のオーナーが開発した料理が正式メニューとして採用された場合、他店舗での売り上げの一部が還元されるそう。これはモチベーションが上がること間違いなし!

 

小麦粉料理の魅力を広めるプロジェクトに参加して独立開業を目指そう!

『小麦粉料理で自立支援』プロジェクトは、すでにクラウドファンディングサイト「READYFOR」で始動している。リターンに関しても、3,000円の支援で感謝のメール、5,000円で開発した冷凍水餃子50個がプレゼントされる予定。小麦粉料理の可能性を追求し、同社と一緒に小麦粉料理の可能性を広めたいという人は、ぜひプロジェクト専用ページをチェックしてみては?

記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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