桜の里から春をお届け。ふんわり広がる桜の香り『桜の和菓子三種詰合せ』で春色和菓子を楽しもう!

 

3月、心も踊る春だ。桜の開花が待ちどおしい季節、春の香りが恋しくなる頃ではないだろうか。いち早く春を満喫したい。ということで、桜の名所、自然豊かな南信州から届く『桜の和菓子三種詰合せ』で春の息吹を味わってみた! 

 

一本桜の里、南信州から届く春の味

桜の名所が点在し、「一本桜の里」としても広く知られる、長野県南部の南信州地域。そんな南信州の自然と風土に根ざした文化と伝統を大切にし、地域の豊かな食文化の発展に貢献してきた寛永5年創業の戸田屋(長野県)が手掛けるのが、和菓子の通販専用ブランド「双松庵唯七」だ。

「双松庵唯七」では、四季折々の素材を活かしたこだわりの和菓子を数多く販売しているが、今回はその中から、春を満喫できる『桜の和菓子三種詰合せ』をご紹介しよう。内容量は9個入りと12個入りがあり、それぞれ100セットの限定販売となっている。詳細は下記のとおり。

・9個入り/桜塩豆大福,道明寺,長命寺 各3個・通販価格 税込3,300円・送料込み※100セット限定販売

・12個入り/桜塩豆大福,道明寺,長命寺 各4個・通販価格 税込4,000円・送料込み※100セット限定販売

届いた箱を開けると、辺り一面に春の息吹が広がるような、華やかな3種類の和菓子が顔を出す。関東風桜餅「長命寺」、関西風桜餅「道明寺」、「桜塩豆大福」・・・どれからいただこうか迷ってしまう。桜をイメージするピンク色は見た目にもテンションが上がり、近づくだけで桜の芳香が感じられる。この香りがしたら春の到来だ。

どちらも魅力的! 関東風と関西風の桜餅

桜餅には関東風と関西風があるが、あなたはどちらが好きだろうか。きっと、どちらも食べたいというのが本音だろう。この詰め合わせはそんな願いがかなってしまう夢のようなセットだ。早速、欲張りな食べ比べをしてみよう。

まずは関東風の「長命寺」。薄く焼き上げたピンク色の生地に餡が包まれている姿が何ともかわいらしい。

 

小麦粉と白玉粉で作られるしっとりした薄焼き生地の舌触りは、何ともクセになりそうな食感だ。たっぷり包まれたさらっとしたこし餡ともいい具合に調和している。そこに桜葉の微妙な塩味のアクセント。さり気なく王道の組み合わせが仕上がっている。

関西風の「道明寺」は、もち米の粒がそのまま残っているのが特徴。「双松庵唯七」の「道明寺」は、もち米が細かく繊細で上品な印象だ。

過剰に色付けしていない、薄紅色をしているところにも優しさを感じる。食べてみると、程よくつぶされたもち米に、こし餡がマッチしている。そして、香りとともにアクセントを与えるのが塩漬けの桜葉。餡の甘みを引き立てる塩味。この甘じょっぱさは後を引く。続けてもう一つ食べてしまいそうだ。

 

どちらかというと、もち米を使った関西風はどっしりしていて、関東風は軽やかなイメージを受けるが、どちらも優しい甘さのこしあんが包まれた春の味。パッケージを開けたところから桜の地・南信州に誘われるようだ。

春の大福は生地に技あり!

そして最後は桜の風味をまとった「桜塩豆大福」。「双松庵唯七」で人気の高い塩豆大福シリーズの春季限定品だ。

赤エンドウ豆を混ぜた、ほんのりピンク色の餅生地から感じる塩気の正体は、細かく刻んで練り込まれた桜葉の塩漬け。口当たりのよい柔らかな生地の中から粒あんの優しい甘みが出てくる。

 

こうして見ると、お餅の部分が分厚いように見えるかもしれないが、実はこの配分が絶妙。切ると横からはみ出てくるほど粒あんがリッチに入っていて、所々で生地に混ざった赤エンドウ豆に出会ったときの味と食感の変化も面白い。この存在感を、しっかりと塩味が効いた生地が後押しして、やめられなくなる美味しさを作っている。ボリューム感もたっぷりだ。

 

「長命寺」、「道明寺」、「桜塩豆大福」は、いずれも餡と生地と塩味の組み合わせでできた和菓子ではあるが、一つ一つに全く違った美味しさを発見できる。

この『桜の和菓子三種詰合せ』は、出来たての味と食感を長く保つことが出来るよう、冷凍便で配送される。保管・解凍しやすい個包装になっているのも嬉しいポイント。食べたい時間に合わせて好きな個数を、室温で2時間ほどおくだけで、家庭でも手軽に作りたてそのままの美味しさが楽しめるのだ。

 

3種の春の味が同時に届いて、いろいろ食べてみたい欲張りさんも大満足。何よりも、一つ一つ真心を込めて丁寧に作られているのが伝わってくる。ぜひ春の香りがいっぱい詰まった和菓子で日本の風情を感じてみてほしい。

 

『桜の和菓子三種詰合せ』は、オンラインショップ「双松庵唯七」にて、100セット限定で販売中。

 

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白山ぷりん

食は人生そのもの。おいしく作る・おいしく見せる・おいしく食べる、を楽しむフードコーディネーター&ライター。

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photo by 尹 哲郎

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