何が届くかお楽しみ! 日本酒サブスク『SAKEPOST』が面白い!

 

日本酒は、興味があってもなかなか敷居が高いイメージがある。『SAKEPOST』という日本酒サブスクサービスは、毎月パウチで銘柄が隠された日本酒が届く独創的なサービスで、日本酒に馴染みがないけど楽しんでみたいという人にこそ注目してほしい。実際にどんな内容なのか、体験しつつ紹介しよう!

 

毎月新潟の日本酒が自宅に届くサブスクサービスとは!?

日本が誇る米の産地・新潟にて、地元ならではの独創的な商品の製造・販売を手掛けているFARM8(新潟県)。都内に新潟の食品を販売する小売店をオープンしたところ、どうしても瓶がかさばってしまうため売れ行きがよくなかったことから、飲みきりサイズのボトルパウチに入った日本酒を考案。

 

その後、日本酒に対して20代から30代の若者が、興味はあるけれど飲む機会がないなどというデータから、日本酒の飲み比べサービスとなる『SAKEPOST』を生み出した。

 

月額プランを選択して会員登録することで、毎月日本酒の中身が隠されたパウチに入って届くというサブスクリプションサービスで、どんな日本酒が届くのかワクワクする気持ちも体験できる。

『SAKEPOST』の1つ目のプランは「日常酒プラン」(月額 税込1,210円+送料264円・発売中)。本醸造・純米酒・普通酒のいずれかが100ml×3個ずつ専用のパッケージに入って届けられる。何はともあれためしてみたい! という人は「日常酒プラン」を選ぼう。

続いて2つ目のプランは「吟醸酒プラン」(月額 税込1,980円+送料264円・発売中)となり、こちらは純米吟醸・純米大吟醸・大吟醸・吟醸酒のいずれかが同じく100ml×3個ずつ届けられる。どうせ飲むならいいお酒をしっかり飲みたい! タイプの人は、「吟醸酒プラン」がおすすめだ。

 

また、「日常酒プラン」と「吟醸酒プラン」を合わせた「ダブルプラン」月額 税込3,190円※送料無料・発売中)も用意されている。ためしてみてもっと多くの日本酒に出会いたいという人や、たっぷり味わいたい人も満足できるプランだ。

『SAKEPOST』のパウチには、銘柄や商品の詳細などは直接記載されていない。そのまま冷蔵庫にしまって冷やしたりして、飲むときには上部を切ってグラスへ注ぐだけ。日本酒にはさまざまな銘柄や種類、飲み方や産地といった情報があるものだが、馴染みがないと取っ付きにくく感じてしまうことも。

 

そういった情報で先入観を持つことなく、純粋にお酒の味わいや香りを楽しむことができるのだ。

とはいえ、まったく情報が記載されていないわけではない。パウチ裏面にはQRがあり、スマホで読み取ることで簡単に銘柄情報を確認することができる。飲む前にどんなお酒か知りたい人は事前に、飲んでから知りたい人はあとから読み取ってどんな銘柄をいただいたのか確認可能。この辺りの選択の自由があるのも、若い世代にはありがたい。

 

『SAKEPOST』の日本酒を冷酒と熱燗でいただいてみる!

それでは実際に『SAKEPOST』で送られてきた日本酒をいただいてみよう。まずは「吟醸酒プラン」から1個選んで開封。100mlという容量は注いでみると実にちょうどいい分量であると実感できる。

シンプルに冷酒でいただく。日本酒らしい芳醇な香りを感じつつ、ひと口飲んでみるとまろやかな口当たりですっきりと飲みやすい1杯だった。ここで『SAKEPOST』ならではの楽しみがある。先ほどの銘柄情報のQRを読み込んだページには、香りや味わいの印象やお酒に合うツマミなどのアンケート機能があり、自分の直感とほかのユーザーの感想を照らし合わせることができる。

 

さらに、ログインすることで酒造へのメッセージもポストすることができるので、普通に酒瓶を買って飲むよりも、酒造や日本酒好きのユーザーとの繋がりが持ちやすいのが特徴だ。

冷酒を楽しんだら、熱燗にしていただいてみる。少量のパウチの利点は熱燗でさらに発揮される。お鍋ややかんなどで温めたお湯の中にパウチをそのまま入れてお好みの温度まで温めるだけ。特に専用の器具を使うことなく簡単に熱燗を作れるので、アウトドアにも手軽に持っていけそうだ。

容量も多いわけではないので、すぐに温めることができる。

続いて「日常酒プラン」も冷酒と熱燗それぞれをいただいてみる。この気軽さが、これから寒さが本格的になるシーズンにありがたい。熱燗にすることで芳醇な香りが引き立ち、冷酒で飲むときとは印象が変わるもの。熱燗で飲んでみたのち、アンケートで冷酒がおすすめ多数の場合はそちらでも飲んでみたくなるので、ついつい次の機会には冷酒で飲もうとメモしてしまった。

 

毎月どんなお酒が届くか楽しみに

日本酒好きはもちろん、日本酒に興味があるけれどなかなか飲む機会がなかったという人は、『SAKEPOST』で毎月少しずつ新潟の魅力的な日本酒の数々に出会ってみてほしい!

 

『SAKEPOST』は公式サイトから登録・注文可能。

 

※お酒は20歳になってから楽しもう

 

公式サイトはこちら

記者

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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