長年愛され続けてきたせん定鋸「シルキーめばえ」がパワーアップ! 次世代型の『めばえネクスト』は、さらに使いやすくなって新登場

 

シルキーブランドの原点「シルキーめばえ」が、新しく生まれ変わった! ユーエム工業のせん定鋸『めばえネクスト』は、人にも環境にもやさしい新製品。バイオクリップやノコギリの脱落を防ぐロック機構、サヤには3Dローラーを設けるなど、うれしい機能も満載だ。でも、どんな違いがあるのだろう。実際に木を切ってためしてみた。

 

シルキーブランドだから生み出せる絹の肌のような切り口

創業以来、世界一切れる鋸を作り続けるユーエム工業(兵庫県)。1972年発売の「シルキーめばえ」は、シルキーブランドの中で唯一の木柄鋸、世界で初めて誕生したアサリ無しタイプの製品である。

サイズ 収納時:415×110×50mm/刃渡り:240mm

新たに登場したのが『めばえネクスト』(重量約320g・希望小売価格 税込5,126円・2022年7月25日新発売)。太枝も対応できる生木のせん定・枝打ち用の次世代鋸だ。

旧作のめばえは、木柄できつねのマークが描かれていたが、新作の柄は環境にやさしい「バイオクリップ」を採用。こちらは、木材繊維とプラスチックを融合したウッドプラスチックの複合素材だそう。ボコボコした形状には細かな隙間ができるため、作業時についてしまう汗などの水分や油分なども染み込みやすくなり、滑りにくい設計になっている。

鋸と引いた状態の3Dローラー部分

「3Dローラー搭載の鞘(さや)」は、ウッドカラーからブラックカラーに。鋸の出し入れがスムーズに行え、抜け落ちを防ぐロック機能も付いている。また、配置に工夫を凝らした全面ローラーによって、鞘内部は刃で傷つきにくい構造になっており、木くずや小さいゴミが詰まらないように排出口も広めになっている。

鞘の内部に搭載している3Dローラーによって鋸がロックされ、逆さにしても抜け落ちる心配がないので安心して持ち運びできそう。

 

『めばえネクスト』をためしてみよう

シリーズのサイズは4種類(210/240/270/300mm)、今回は240mmを使ってみよう。

持ち運びに便利な「ベルト吊り」はフック式を採用

使い方は簡単! 吊りベルト部分の突起部分に親指を押し付け、この部分を支点にしてハンドルを手前に引き抜く。

「目立て直しもできるアサリなし刃」は、 鏡面研磨仕上げだから刃先がひらきにくく耐久性も抜群! 木材の切り口もキレイに仕上がり、素材を傷めにくいのがポイントだ。もし、刃の切れ味が落ちてきても安心を。『めばえネクスト』では刃先に焼入れ処理を施していないので、目立てヤスリで上目のメンテナンスもできる。

先端がとがっていない! これがシルキーの未来目

今まで刃先をじっくり見たことがなかったけど、あ! 尖ってない。角度をつけることで、刃先が木に入りやすくなるというわけか。

さっそく軍手をはめて、木を切ってみよう。

鋸を前後に動かしてみるとスーッとスムーズに動き、刃の引っかかりがない。グリップの絶妙なざらつきが、より持ち手を安定してくれる。

あっという間にカット終了! 切り口を見てみると、めちゃくちゃキレイ! やすりで整えたような仕上がりに。

凸凹やザラザラもなく、なめらかで美しい。この切り口こそシルキーの技!

個人的に大きな鋸を使ったことがあったが、『めばえネクスト』の使いやすさは想像以上!  商品の使い方は公式動画で確認できるので、女性や初心者でもより不安なく使える。

 

公式サイトでは動画や取扱店舗検索ページも公開中

今回紹介した『めばえネクスト』など、シルキー製品購入したい! という人には、公式サイト内の取扱店舗検索サービスでチェックしてみて。

全国のシルキー製品を扱っているお店が簡単に見つかる店舗検索サービスはこちら

伸びてきた自宅の庭の木をお手入れしようと思っている人、木の切り口をきれいにしたいと思っているなどにおすすめ! 「シルキーめばえ」が進化した『めばえネクスト』で、より使いやすくなった機能を体感してみて。

購入は全国のホームセンターや金物店など取扱店にて。

 

公式サイトはこちら

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ななとも

幼いころから五感で動き回るのが大好き。小さなカラダであちこち動きながら、「思い立ったら吉日」の人生を神戸の街で過ごしている。

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photo by 尹 哲郎

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