ともくん選手が2年ぶりに優勝! 『ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE2』が開催!

 

世界的にも人気の国民的落ちものパズルゲーム「ぷよぷよ」プロ選手たちの戦いが、この夏も開催! 7月17日に行われたセガ公式プロ大会『ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE2』の模様をお届けする!

 

観客が見守る中、フルセットの激戦を制したのはこのプロ選手!

「ぷよぷよ」のプロ選手たちがしのぎを削る「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5」が、2022年4月から2023年3月にかけて行われている。『ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON5 STAGE2』は、7月17日に東京ジョイポリスのメインステージにて実施。当日は「ぷよぷよ×eスポーツ フェス in JOYPOLIS」も実施されており、プロ選手のサイン会や対戦会なども開催された。

 

大会の模様はネット配信も行われたほか、台湾のAcliv選手と韓国のpuyota選手による公式ミラー配信もそれぞれの国で実施。世界的な注目を集めていた。

大会が行われたメインステージ前には「ぷよぷよ」ファンが集結。久しぶりに有観客での大会となり、プロ選手の巧妙なテクニックが決まるたびに盛り上がりを見せた。

大会MCは椿彩奈さんと橘ゆりかさん、実況・解説はTomさんとmomokenさんが入れ替わりで担当。プロ選手たちの試合運びを丁寧に実況・解説していった。

大会は進んでいき、左ブロックからはベスト4初進出を果たして、準決勝でもリッキー選手に対して全消し戦やセカンド10連鎖などで制したせたなぎ選手が、決勝戦へ駒を進める。対する右ブロックは、上位常連選手となるともくん選手とlive選手が準決勝で激突。繊細な対応力で制圧したともくん選手が決勝戦進出を決めた。

決勝戦を前に意気込みを聞かれたせたなぎ選手は「準決勝がめちゃくちゃ楽しかった。決勝戦も楽しんで、ついでに優勝もかっさらっていきたいです」とコメント。

各大会で素晴らしい実績を残しているともくん選手は「実はここ2年くらいチャンピオンシップで優勝できていなかったので、調子がいい状態でこのまま優勝したいと思います」と意気込みを語る。

 

実際に上位進出は果たしているものの、チャンピオンシップ優勝は2020年11月に開催された「SEASON3 STAGE2」以降ない状況。久しぶりにともくん選手が大会を制することができるのか、せたなぎ選手が初優勝を決めるのか、注目が集まる。

観客も見守る中、決勝戦がスタートする。ともくん選手が紙一重の連鎖を組み上げていき、勢いそのままにリード。せたなぎ選手も食らいつくがさすがの対応力を見せるともくん選手が、1セット目を先取した。

リードを許してしまったせたなぎ選手は、速攻に戦術を切り替えて3連勝で流れを掴み返していく。うまく流れを呼び戻したせたなぎ選手が、そのままともくん選手に5連勝でイーブンへ。

 

3セット目に突入し、速攻の構えに対して冷静に対応していくともくん選手だったが、戦術変化に対応しきれず連鎖ミスなどをしてしまい、せたなぎが優勝に大手をかけるチャンピオンシップポイントに。

ともくん選手も粘って、次の試合を制した方が優勝となるフルセットに突入。最後に決めたのはともくん選手となり、追い詰められながらも久々のチャンピオンシップ優勝をその手に掴み取った。

優勝したともくん選手には、優勝賞金100万円や記念トロフィーなどが授与された。「久しぶりに優勝できて嬉しいです」と喜びのコメントをするともくん選手。準決勝まで強敵ぞろいだった戦いを振り返り「ここまで3年間のぷよぷよ人生で勉強してきてよかったです」と振り返った。賞金の使い道は、おなじみの「貯金や学費ですね」と回答。

「ぷよぷよ」シリーズプロデューサー ・細山田水紀さんからは「オフラインで久しぶりに大会を開くことができました。ネットで視聴してくれた方も含めて、応援してくれることでまたオフライン大会を開くことができるので、ぜひ盛り上げてください」と大会総括がなされた。

大会後に行われたヒーローインタビューでは、fron選手・マッキー選手・live選手と優勝経験者とのマッチアップが続いたブロックに関して「どの試合も苦しかったですが、(特に苦しかったのが)決勝の最後に勝った方が優勝という試合ですね」と振り返る。

 

Tom選手からの「2セット目でストレート負けしたときはどんな心境でしたか?」との質問には「しょうがないしょうがないと自分に言い聞かせていました」と回答。最終的には逆に緊張を感じることなくプレイできたと語られ、改めてメンタル面でも強者たる所以を見せてくれた。

優勝したともくん選手と準優勝のせたなぎ選手は「ぷよぷよファイナルズ SEASON5」の出場権も獲得。ともくん選手が勢いそのままに駆け抜けるのか、せたなぎ選手がリベンジを果たすのか、プロ選手たちのこれからの戦いにも注目してほしい!

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記者

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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