エヴァンゲリオンカラーで機能性も充実! 『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて』で電子工作を!

エヴァンゲリオンファン必見アイテム! 飾っておくだけでテンションあがるかも

 

1995年に放送されたTVアニメシリーズから人気を博し、社会現象にまでなった「新世紀エヴァンゲリオン」。2007年から映画新シリーズ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』として復活し、2021年にはシリーズ完結となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開され2021年日本映画興行収入1位を記録。長きに渡り愛され続けている日本を代表するアニメーションでもあり、関連商品は数多く世に送り出されている。そんな「エヴァンゲリオン」商品の中でも異色といえるものが、エヴァンゲリオンの公式ワークブランド「A.T.FIELD」のアイテム『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて』だ。早速実際に電子工作に使用しつつ、紹介していこう。

 

すべての「エヴァンゲリオン」ファンと電子工作ファンに!

DIY用の工具などを手掛ける角利産業(新潟県三条市)が発売したのが『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて』(約61g・価格 税込8,800円・発売中)だ。

 

ブランド名にもなっている「A.T.フィールド」とは、「エヴァンゲリオン」の劇中に登場するバリアーのようなもので、それに由来して保護・防寒・防水・耐衝撃などの機能面を押し出している。

 

『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて』は、「初号機モデル ATF-1001」「2号機モデル ATF-1002」「零号機モデル ATF-1003」の3種類となっており、いずれも作中に登場するエヴァンゲリオンの機体のカラーリングをイメージしたメカニカルなクリアカラーに。コラボ商品と知らなくても、シンプルにカッコいいデザインだ。

設定温度に素早く達するセラミックヒータータイプのはんだごてとなっており、「A.T.FIELD」の刻印もレーザーマーキングされている。

高温注意の表示も、「エヴァンゲリオン」の世界観に合ったものとなっている。記者は中学生のころから「エヴァンゲリオン」シリーズに多大な影響を受けてきたが、そんな「エヴァ」ファンが見てもうなるカッコ良さだ。

さて、見た目のカッコ良さもさることながら、はんだごてなので当然電子工作に使用する工具である。一般的には馴染みが薄いかもしれないが、はんだ付けとは基盤などにはんだと呼ばれる合金を溶かして接合すること。電気製品の根幹をなす技術なので、身の回りの家電製品などにも幅広く使われている。

 

今回はそんなはんだ付けを楽しみながら電子工作ができるキットを使用して、ミニ・グランドピアノを作りながら『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて 初号機モデル ATF-1001』を使いこんでいこう!

『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて』は電源コードをコンセントに繋げるだけで加熱される。ちなみに消費電力は50Wで、電源はAC 100V 50/60Hzとなる。温度が上昇すると機体ナンバーロゴ部分が点灯し、設定温度に達すると点滅、温度が下降している間は消灯する仕様だ。

 

本体のダイヤルを回すことで200℃〜500℃まで温度調節が可能。ダイヤルのネジを外してダイヤル自体を取り外すと、温度調節をロックすることもできる。

ロック状態で温度変更をする場合は、付属のロックキーを差し込んで行う。記者が学生時代に電子工作で使っていたはんだごては、そもそも温度調節できないタイプだったので、温度調節機能が付いているだけでプロ仕様の性能といえる。

鉛筆を持つようにはんだごてを握ってみる。非常に握りやすく手にフィット。かなり久々のはんだ付け作業だが、初号機モデルということで妙な安心感もある。電源を差し込むと、あっという間に設定温度に達し、そのスピード感にも驚いた。

早速ピアノの基盤に部品をセットしてはんだ付けをしていく。実際にはんだ付け作業をする際は、熱くなったはんだごてを置いておけるはんだごて台も用意しよう。

昔取った杵柄という言葉通りに、やり方を思い出して1つ1つはんだを接合していく。うまく接合できたときの気持ちよさは電子工作ならではの喜びだ。ちなみに、熱伝導率にも優れているので、鉛フリーのはんだも使用可能。

久々の電子工作も、『A.T.FIELD ダイヤル式温度調節はんだごて 初号機モデル ATF-1001』でテンション高く完遂できた。日頃から電子工作をしている「エヴァンゲリオン」ファンの方はもちろん、本格的かつデザイン性にも優れたはんだごてを探している方にオススメだ。まるでエヴァをメンテナンスしているかのような気分で電子工作を楽しめるだろう。

 

購入は公式オンラインショップから可能。

 

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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