ホットのためにわざわざ茶葉を変更した『綾鷹 ホット専用』を、旧商品と飲み比べてみた!

心まであったまるホット用のほっとする味。

 

そろそろホット飲料が恋しい季節がやってきた! リニューアル新発売の『綾鷹 ホット専用』は、同じ「綾鷹」でありながらホットとコールドで茶葉を変更したこだわりの本格緑茶。旧商品とどれくらい違いがあるのか、新旧どちらも飲んで検証してみよう!

「綾鷹」ブランド誕生10周年を温かく迎えよう!

コカ・コーラシステムの「綾鷹」は2007年発売。今年は記念すべき10周年を迎えている。いまやペットボトル緑茶には数多くのブランドが存在し、そのクオリティは高まる一方。私たちは、いつでもどこでも気軽に本格的な緑茶を楽しむことができている。

 

「綾鷹」は、創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力のもと開発された本格緑茶で、自然と急須で淹れたお茶のような”にごり”や口の中にふわっと広がる茶葉の旨味が特長。お茶にこだわりがある年配層にもファンは多い。

そんな本格緑茶ブランドからこの秋登場したのが『綾鷹 ホット専用』(280ml・希望小売価格 税抜124円・2017年9月4日発売)。昨年も「あたたかい綾鷹」は確かに販売されていたが、これまでの商品はホットとコールドで同じ茶葉を使用しており、いわば”温めた綾鷹”だった。しかし今年はホット専用と名がつく通り、温めて飲むのにふさわしい茶葉にわざわざ変更して誕生したとっておきの綾鷹なのだ。

 

今回はメーカーさんのご厚意で、新旧商品の飲み比べが実現! どれくらい茶葉の味わいが違うのか、実際に飲んで比較していきたい。

 

旧商品と『綾鷹 ホット専用』はどこまで違う?実際に飲み比べてみた!

新発売の『綾鷹 ホット専用』には280mlと350ml(税抜131円)の2種類があり、どちらも持ち運びしやすい手頃なサイズ。コンビニや自動販売機、駅売店などのホット飲料コーナーにすでに顔を見せている。

今回飲み比べするのは、新商品の『綾鷹 ホット専用』と旧商品の「あたたかい綾鷹」。

新パッケージは正面に「ホット専用」と大きく入っていて、かなりアピールされている。本格緑茶としてのこだわりである、手淹れの味わいを表現する急須のイラストは引き続き健在。

普段なにげなく飲んでいる緑茶だが、コカ・コーラシステムによると「一般的に温かい緑茶は、常温・冷温で飲むよりも全体的に味が薄く感じられる」のだという。つまり、同じ綾鷹でホットとコールドを飲み比べると、ホットの方が味が薄く感じられるということだ。本格緑茶を楽しんでもらいたいという想いで誕生した綾鷹なのに、あたたかくすることでその旨味が完全に伝えられないとは、作り手としては悔しかったに違いない。

 

そこで今回の『綾鷹 ホット専用』の誕生に至ったわけなのだが、それほどまでに違いがあるものなのだろうか? 新旧ふたつの綾鷹を見比べてみるが、緑茶自体の見た目はそれほど違いがなく綾鷹らしい”にごり”はどちらにもある。だが新しい『綾鷹 ホット専用』の方が、やや緑がかっているようだ。

常温の綾鷹をあたためて飲む場合、ペットボトルから電子レンジ対応容器に移し替える必要がある。ポットに移し替え、電子レンジにセットして500wで2分ほど温めた。(コカ・コーラWEBサイトによると、常温の綾鷹120mlを500Wの電子レンジで温めた場合、温め目安は1分)

まずは旧商品の「あたたかい綾鷹」を飲んでみるが、これも十分おいしい。淹れたてのような緑茶の香り、そしてわずかな茶葉の苦みを感じ、他の緑茶に比べると綾鷹は味わいが繊細で上品に思う。ゆっくり味わいたくなる本格緑茶だった。

次に、新しい『綾鷹 ホット専用』を試飲! 香りでは違いは感じられないが、ホット専用の茶葉に変わったその味わいはどれくらい違うのだろう?

ひとくち飲んでみると、舌で感じる茶葉の旨味や苦みが旧商品よりもはっきりしている! 確かに、新旧で味わいが違う! 鼻に抜ける茶葉の香りも多いし、ホットなのに味がぼやけておらず、急須で丁寧に淹れた本格緑茶の味がした。『綾鷹 ホット専用』は、旧商品よりもさらにおいしくなっていると実感できた。

『綾鷹 ホット専用』はひと息つきたいときにもいいし、和食がさらにおいしくなる緑茶だと思う。もっと寒くなるのが待ち遠しいくらいだ。

『綾鷹 ホット専用』は9月4日より全国発売開始。スーパーやコンビニエンスストア、自動販売機、駅売店などで幅広く取り扱い中。秋の運動会や味覚狩り、紅葉狩りなど様々なおでかけのおともにおすすめ。

 

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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