脂肪の分解に着目したトクホ『特茶 ジャスミン』発売記念! 夏に飲みたいペットボトル茶4種飲み比べ

サントリーの「特茶」ブランドから、夏にぴったりの爽やかなお茶『特茶 ジャスミン』が6月6日に新登場! 今回、発売前にメーカーから入手できたので「体脂肪を減らすのを助ける」効果に期待しつつ、その香りや味わいを検証し、同社の「伊右衛門」や他の特茶との飲み比べも行ってみた!

トクホ史上初、体脂肪を減らすのを助ける「特茶」とは?

現代人の食生活は、常に脂肪の摂取との戦いである。特に夏は薄着になるので、老若男女問わずお腹ぽっこりや二重アゴ、二の腕など気になりだしたら止まらない。産後太りが抜けきらない記者にとって、ただの水分補給でさえ脂肪になるのではないかと疑ってしまうほど。そんな私たちにとって頼もしい味方が「トクホ」のお茶である!

サントリーの「特茶」は、体についた脂肪を分解・消費しやすくするトクホ飲料。「脂肪の分解」に着目した、トクホ飲料史上初めてのお茶だ。”トクホのお茶といえば特茶”というイメージを持っている人も多い。実は脂肪に働きかけるトクホ飲料には二種類あり、「特茶」のように体についた脂肪を分解・消費しやすくするものと食事の脂肪を吸収しにくくするものがある。

 

この二種類は似て非なるもの。食事の脂肪を、となると食事と一緒に飲むことが効果的とされるが、「特茶」の場合は飲むタイミングをはかる必要がない。体のケアをしたいと思ったらすぐ、仕事や家事・育児の合間にでも、おでかけしているときにでもOK。いつでもどこでも脂肪対策が行えるのだ。

 

新発売『特茶 ジャスミン』は、特別な茶葉を使用!

サントリー『特茶 ジャスミン』(500ml・希望小売価格 税抜170円・2017年6月6日発売)は、ジャスミン茶葉を中心に緑茶をブレンドした新フレーバー。

「特茶」同様、脂肪分解酵素を活性化させる働きがある「ケルセチン配糖体」を配合したジャスミン茶だ。この「ケルセチン配糖体」はポリフェノールの一種で、たまねぎやブロッコリーなど身近な野菜・果物にも含まれている。植物由来なので安心!

 

『特茶 ジャスミン』は、特級・一級のジャスミン茶葉を中心に使用。ジャスミンは中国語で茉莉花茶といい、香りは甘く、人の気分を明るくする作用があるとされている。日本ではめずらしくもないが定番といえるほどでもなく、女性を中心にコアなファン層を確立している。このジャスミン茶葉に加えて、京都の老舗茶舗「福寿園」の茶匠が厳選した国産緑茶がブレンドされている。芳香剤の味がする、と苦手意識を持っている人も多いせいか、ジャスミン茶と緑茶をブレンドすることで飲みやすい味に調整されているようだ。

 

さて気になる『特茶 ジャスミン』の香り・味わいは?

『特茶 ジャスミン』がどんなお茶なのか、実際に飲んで確かめてみよう!

サントリーには『特茶 ジャスミン』のほかにすでに「伊右衛門 ジャスミン」が販売されているが、あえて「特茶」シリーズのジャスミン茶を発売するところに女性へのアプローチを感じる。パッケージのキーカラーはエメラルドグリーンで、中央にはジャスミンの白い花のイラストがあしらわれている。夏らしい爽やかさが好印象。

『特茶 ジャスミン』をグラスに注ぐと、それほどつよい香りはない。ほのかにジャスミン特有の香りがする程度。無香料なので芳香剤に似たしつこさはまったくなく、自然の花の香りにとても近い。陶器でジャスミン茶を淹れた香りそのもののように感じるのでびっくり。

見た目は緑茶と変わらない色合い。ただ、緑茶よりはわずかに明るい。

ひとくち飲んでみると、口の中に入った瞬間から飲み込むまでずっとジャスミンの香りが続く! 緑茶の渋みは少なく、あっさりしていて飲みやすいジャスミン茶だった。喉を潤すためだけのお茶というよりは、コーヒーや紅茶のように楽しむためのお茶というイメージ。ちょっと気分転換に、というときにぴったりだ。

 

「伊右衛門 ジャスミン」と比較すると、明かな違いを実感!

『特茶 ジャスミン』よりも先に発売されている「伊右衛門 ジャスミン」(500ml税抜140円・2015年発売)と飲み比べてみると、どちらもジャスミン茶葉と緑茶がブレンドされているのだが、味わいを感じる割合が異なった。『特茶 ジャスミン』がジャスミン茶葉の味わいが濃いことに対し、「伊右衛門 ジャスミン」逆で、緑茶の後味にジャスミンの香りがするといった印象だった。

どちらもすっきりした飲みやすさだが、ジャスミン茶葉の香りをより楽しみたいなら『特茶 ジャスミン』がおすすめ。ちなみに、トクホなのは『特茶 ジャスミン』のみ。

 

「特茶 カフェインゼロ<大麦ブレンド茶>」「伊右衛門 特茶」とも飲み比べてみた!

特茶シリーズにはこのほかにも「特茶 カフェインゼロ」(500ml税抜170円・2016年発売)や「伊右衛門 特茶」(500ml税抜170円・2013年発売)もラインナップ。いずれもトクホ認定。この二種類はベースが麦茶か緑茶かの違いがあるのだが、「トクホのお茶は苦くて濃い」というイメージを持っている人にはどちらも先入観を覆す味だと思う。

「特茶 カフェインゼロ」は苦みがほとんどなく、子供でもごくごく飲める。飲んだ瞬間、大麦の香ばしい香りが口の中に広がるのが特徴的だった。「伊右衛門 特茶」は、緑茶の茶葉の甘みとまろやかさが魅力で苦みがほとんどない。ペットボトル飲料とは思えない、茶葉の風味をふんだんに感じられるクオリティの高さが感じられた。ジャスミン茶に関しては好き嫌いが分かれる味だが、季節を感じるお茶として定番の麦茶をはなれてジャスミンの香りを楽しんでみるのもいいかもしれない。

 

オススメ度:(良い商品です)

記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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