両手で持って飲みたくなる、シリーズ初のホット製品『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』で身も心もポカポカ!

アップルシナモンの際立つ香りは暖炉の前に似合いそう。

 

フレーバーウォーターはもうすっかり定着した感がある。しかしどれも冷やすか、健康のために常温で楽しむしか選択肢はなかった。やはりミネラルウォーターの流れを汲む製品なので「い・ろ・は・す」シリーズも同様。ところが今回ついにホットで楽しむ『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』が登場した。

長めのセーターの袖を使い、両手でふうふうしながらの美少女スタイルで飲むことも可能なあったか「い・ろ・は・す」!

 

2017年9月に「い・ろ・は・す」の公式Twitterアカウント(@ILOHAS)上で、新しいりんごフレーバーの種類を4択(「すりおろしりんご」・「スパークリングりんご」・「青りんご」・「焼きりんご」)で予想するフレーバー予想投票が行われたのだが、そこで1位になったのは「スパークリングりんご(48%)」というのは、まあ順当。しかし2位は同率ではあるが「焼きりんご(18%)」となって、コカ・コーラシステムが予想外の驚きのあまり製品化してしまったのが(?)この『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』(280mlPET・希望小売価格 税抜130円・2017年10月9日発売※冬季限定)だ。

確かに焼きりんごを冷やして飲むと普通のりんご風味になってしまうから…ということでホットでの販売となったのも頷ける。実際温める前のも飲んでみたが、普通にりんご味が前に出た、美味しいけれど面白みのない味わいだった。

厳選された日本の天然水に津軽産りんごエキスを加えた本格派。

 

店頭ではレジ横などに多く設置されているホット用のウォーマーの中から購入することとなるだろう。そう、お茶やコーヒー、カフェオレなどは厚手のペット素材ですでに続々ホット対応中。その中にこの『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』も仲間入りする。

「い・ろ・は・す」といえばぐしゃっと握りつぶしやすい頼りなげな柔らかさのペットボトルが特徴だが、加熱することを考えて、この『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』はがっちりした厚手の硬質ペット素材になっているのも、「い・ろ・は・す」馴れしている人間には驚きだ。

ちなみにこうしたペットボトル系ホットドリンク、購入して家に帰って冷めていたからといって、基本的にそのままレンジでチンすることはNG。必ずレンジにかけられる(金属素材の使われていないガラス製のカップなど)カップで温めるのがおすすめ。目安としてはこのくらいの280mlサイズなら、500Wで約1分。

温かい『い・ろ・は・す HOT 焼きりんご』を飲むために、キャップをひねるとふわりとしたりんごというよりアップルの甘酸っぱい香りが広がる。そこに寄り添うのはシナモンとハチミツの香り。そう、みんな大好きな焼きりんごの香りをかなり忠実に再現している。

100ml当りの糖質量は5.4gなので、1本あたり15g程度。カロリーは61kcal。

 

ただし、これはあくまでフレーバーウォーター。濃厚な焼きりんご味が口の中になだれ込んでくる訳ではない。あくまで主役は水(この場合はお湯)で、そこにふわりと甘やかな彩色として存在しているのが焼きりんご風味である。でもやはり、温かみを感じるこの味わいは控えめな甘さとともに非常に美味しく感じる。外が寒ければ寒いほど、両手で抱えて飲めばボトルから伝わる温かさとともに幸せな気持ちをより味わえるに違いない。

 

 

とうとう登場したフレーバーウォーターのホット版。さて、この流れは本格化していくのだろうか、その動向を見守りたいと思う。入手は全国のコンビニやスーパー、ソフトドリンク取扱店にて可能。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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