『Shogi de Chocolat(将棋デショコラ)』日本将棋連盟認定チョコなら将棋男子のハートもきっと掴めるはず!

「将棋」というと、中高年の娯楽ゲームというイメージがないだろうか。そんなことはない。2017年2月現在、NHKで放送中のアニメ「3月のライオン」など、若い人にも将棋は静かなブームを読んでいる。そしてバレンタインデーを控えた1月末、一心堂本舗から将棋の駒型チョコ『Shogi de Chocolat(将棋デショコラ)』が発売され、ヒット商品となっている。日本将棋連盟推薦商品というから、これは本格的だ。

精巧に再現されたこだわりの駒の造形に驚き!

日本人であれば、一度は手にしたことがあるだろう将棋の駒。ガチの将棋の駒と言えば山形県天童市が有名だが、チョコの将棋の駒は一心堂本舗(東京・千代田区)から生まれた。その名も『Shogi de Chocolat(将棋デショコラ)』(8個入り 参考価格 税込1,400円・2017年1月26日発売)。一心堂本舗といえば、記憶にある人も多いだろう。そう! 伊勢志摩サミットの公式土産「歌舞伎フェイスパック」を販売する会社なのだ。さすが、目のつけどころが一心堂だね!(笑)

成分表示を精査すると、これは本格的なチョコレート。見た目だけでなく、味にもこだわった商品だということが、ここからも読み取れる。

 

では、さっそくパッケージを開けてみよう。

!?

 

す、すげえ……。パッケージングされているのは王将、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵の8個。これが将棋の駒の全種類ということになる。実にリアル。これも当然で、日本将棋連盟が推薦商品として認めているだけに、公式の駒と同じサイズに作られているのだ。

見た目のインパクトは大きいが、味が悪ければオススメはできない。でも、この「将棋デショコラ」はチョコレート自体にもこだわっており、カカオの香りがしっかりとしていて、しかも甘すぎないビターテイストに仕上がっている。中高年男性へのバレンタインデープレゼントとして贈っても喜ばれるに違いない。

 

しかも、実はこれ8種類のコマすべてが同じ原料を使っていながら、食感や口溶け、香り立ちなどが異なるという。確かに、その差は僅かだが少しずつ異なる味わいで、ちょっとひねりが効いていて楽しい。

そして、ここが一心堂本舗らしさとも言えるのだが、パッケージに将棋の歴史・ルールを日本語と英語で解説したパンフレットが同梱されている点。海外からの旅行者にも日本の伝統文化である将棋の周知・普及を狙っているのだ。まあ、そこまで大仰ではないけど、外国人旅行者のおみやげにも適しているだろう。

そして、ここまでこだわるかと笑ってしまったのが、パッケージからチョコを取った後のケースに、なんと駒の裏側が施されているのだ! 成金の文字が憎い(笑)。

 

まとめ:ギミック好きな男子の心を鷲掴みできるハズ!

バレンタインデーに贈るチョコレートに悩む女性は多いかもしれない。男性の心としては、遊び心があって本格派なチョコレートをもらうとウレシイものだ。そういう意味では、この「将棋デショコラ」は本格派でギミックたっぷりの、まさに男性に受ける商品なのだ。

 

なお、販売は日本将棋連盟東京将棋会館、東急ハンズ各店舗、ロフトの一部店舗、および一心堂本舗の公式サイトのみというので、欲しい人は急いで。ただ2017年1月30日の時点でインターネット販売分は完売している人気ぶり。また、Amazonで販売しているものもあるが、これは非公式の転売で倍額という値付けなので注意しよう。

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

アバター画像

タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

この記者の記事一覧

トラックバック