『プレミアムボス リミテッド 限定焙煎〈コクと深み〉』ウィスキー熟成樽で生み出したスモーキーな一本!

「ジョージア」とともに、日本の缶コーヒーの代名詞として君臨する1992年誕生の「BOSS」ブランド。そこから派生したワンランク上の微粉砕コーヒーが通称・プレボスの「プレミアムボス」シリーズ。そこからさらに限定第2弾としてリリースされたのが『プレミアムボス リミテッド 限定焙煎〈コクと深み〉』である。

プレボスの中でもさらに特別感を高めたとっておきの一本を飲んでみた

いわばBOSSブランドの最高峰ともいうべき位置付けになるこのサントリー『プレミアムボス リミテッド 限定焙煎〈コクと深み〉』(185g・希望小売価格 税抜115円・2017年2月7日発売)。その最大の特徴は”スモーク”。何とウイスキー熟成に使用した樽材でスモークしたというから驚きだ。


ウイスキーの樽はカスクと呼ばれ、その熟成によって味が変わると近年再注目を集め、自宅で簡単に樽熟成できるキットまで市販されているほど。そんな樽由来の芳醇なスモーキー感を閉じ込めた“超深煎りスモークロースト微粉砕豆”が今回の目玉。どれだけスモーキーになるのか、確認してみたい。

 

別にアルコールが入っているわけではないけれど、金と紺のカラーリングは若干酒寄りの缶デザイン。イチキュー缶(185gサイズ)の中でもかなり目立つはず。季節柄ホットで飲む人が多いはずなので、今回は温かいもので試飲することにする。


使用している豆は、従来のブラジル最高等級豆100%と超深煎りスモークロースト微粉砕豆のブレンド。近年増加している”コーヒー感強め”需要を見越した製品だという。

 

まるで焙煎したてのコーヒーのような焼きつく香りがする!


プルタブを落とすと、従来の缶コーヒーでは感じなかった、自家焙煎コーヒー店の軒先のような香りが漂う。実に濃い香りで、コーヒー感強めは確実。グイッと飲むと、苦味をベースに酸味が加わって、心地よい喉越し。ミルク缶も適度で、実に飲みやすい。それでいて後味が確かにスモーキー。


何だろう、どことなくやはりアルコール的な美味しさを感じてしまった。テネシーウィスキーに通じるようなスモーク感とコーヒーのボディの調和がいい具合。甘さもきちんとあり、疲れた時の至福コーヒーとしての役割にもうってつけ。

 

普通の缶コーヒーに飽きた時、骨の髄まで疲れた自分を労りたい時、グイッと飲み干してみたくなる深い味わいだった。ちなみにスモーク感をよりシャープに味わいたいなら、冷やして飲むことをおすすめする。

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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