『スーパーカップ大盛りギョーザパンチ焼きそば』ギョーザのタレをソース代わりに味わう変わり種を試食!
エースコックが2015年9月に発売して”ギョーザの中身をラーメンに”という新機軸で大きな話題を呼んだ「ギョーザパンチラーメン」の焼きそばバージョン『スーパーカップ大盛りギョーザパンチ焼きそば』が登場。よりギョーザ感覚が強調されたという噂なので、その真偽の程を確かめてみた!
ギョーザのタレをソース代わりにした変わり種焼きそば!
昨年の「ギョーザパンチラーメン」発売時にも試食して、ギョーザと言いつつ餃子の皮が存在しないその異色の味わいに驚かせられた。
餃子の味がするラーメン! 『スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン』を食べてみた!
そんな『スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン』も同じタイミングでリニューアルして新発売だが、問題はその焼きそばバージョンである『スーパーカップ大盛りギョーザパンチ焼きそば』(158gうち麺130g・希望小売価格 税抜200円・2016年2月15日発売)だ。
「ギョーザパンチラーメン」の流れを踏襲して、これもギョーザの皮は存在しないスタイル。果たしてギョーザの味わいは焼きそばとどうコラボレーションするのだろう。
麺はスーパーカップではあるけれど、カドメンは採用されておらず、厚みと歯ごたえが特徴の油揚げ麺。具材は肉そぼろとキャベツ、ニラというギョーザといえばギョーザ、焼きそばと言えばニラ以外は頷けるラインナップ。
湯入れして3分待つと出来上がりなのだが、この時点ではさしてギョーザの風味はしてこない。しかし湯切りした後に後入れスープを入れると様相は一変、ギョーザ・ムードが盛り上がる。ただ厳密に言うとこれ、ギョーザのタレ・ムード。
あくまでギョーザ本体と言うよりは、ギョーザをタレに浸して食べる時の味わいがメインなのである。具材も決して多くはなく、肉ミンチに関してはかなり注意深く観察していないと見逃してしまう程度。
従って味わいはギョーザのタレをソース代わりにした焼きそばという印象。肉感が少ないのであまりギョーザそのものの感覚は薄め。それでもギョーザのタレも美味しいことは美味しいわけで、そのしょっぱくて酸っぱくて辛いギョーザのタレが好きな人ならかなり楽しめるはず。
立ち上る匂いに関してはやはりギョーザ感満点なので、オフィスなどで食べるには気がひける。ガーリック&オニオンでその臭気はかなり広範囲にわたって広がるからだ。
ただこれとドライなビールを一緒に食すれば、気だるい中華料理屋での休日の午後的な感覚はどっぷり味わえる。ギョーザの酸味のきいたタレが好きな人ならB級グルメ感覚ではあるが、かなり楽しめるのではないか。
またCMでは三代目 J Soul Brothersの登坂広臣が出演することになっているので、三代目ファンなら一度は食べておいたほうがいいだろう。