『明星 銀座デリー監修 マサラカレー焼そば』アブラ感あふれる人気ドライカレーが焼そばに!

日本で初めて本格インドカレーを出した歴史的名店が銀座の「デリー」。そしてそこでアブラ感たっぷりの味わいで人気なのが「ドライカレー」で、明星食品はそれを焼そば化した『明星 銀座デリー監修 マサラカレー焼そば』を発売。どんなものか食べてみた。

スパイシーな香りが湧き立つエスニックカレーテイスト!

ちなみに「デリー」は本格インドカレーをそのまま出しているエスニック一辺倒タイプの店ではなく、フルーツや人参・ジャガイモなど欧風カレーのテイストも盛り込んだ、日本人向けにアレンジされたインドカレー。そもそもはインド・パキスタン料理の店ではあるが、日本人が美味しいと思うカレーを提供し続けてきたのが特徴。

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今回の『明星 銀座デリー監修 マサラカレー焼そば』(158gうち麺13g・希望小売価格 税抜205円・2016年2月1日発売)も、辛さに弱い日本人でも食べられるレベルの辛味なので安心してほしい。

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使用されている麺は細身の油揚げ麺。130gというボリューム満点の大盛りタイプだ。一食で725kcalとは恐ろしい。フタをめくると出てくるのが液体ソースとスパイス。湯戻し時間は3分と標準的。

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かやくはダイス肉と人参。湯切りをして見てみると、隅の方にオレンジ色の人参たちが固まっている。麺にからませようと箸でほぐすのだが、細身の麺のせいだろうか、かなりほぐれない。

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液体ソースを入れてからならマシかなと思ったが、液体ソース自体も量がそんなに多くないので、麺ほぐしにはあまり役に立たない。ソース自体も均等にならしたいものだが、それもなかなかうまくいかない。しばらくしてあきらめて、スパイスをかける。

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ソースを入れた段階からエスニックなスパイスの香りが湧き立つが、スパイスをかけるとさらに異国の香りが加速する。それでは早速食べてみよう。そもそもの開発のベースとなっているのがオイリーなドライカレーということで、こってりを予測していたが、それほどでもない。むしろ完全にソースをなじませることのできなかった部分もあるので、さっぱりタイプ。ベースとなっているアブラ感あふれるドライカレーとは別物なので肝に銘じたい。

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ここまで麺を細くする必要があったのかと首を傾げる。ただ味的にはローストオニオンとスパイスが調和していて旨味もある美味しいカレー焼そば。ただあくまでカレー風味な印象だ。また辛味もかなり控えめで、エスニックな香りで警戒していたがひと安心。

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ダイス肉はしっかり味が付いていて美味。人参は色味が鮮やかで楽しい。ただ果てしなく量が多いので、しっかり空腹なときにチャレンジすることをオススメする。カレー部分も確かにドライカレー感覚なので、ソース焼きそばに飽きた時の変わり味として良いだろう。

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エスニックなスパイスの香りが苦手な人は避けたほうが良いが、そっち方面を愛好する人なら美味しく食べられるはず。ただやはり麺のほぐれにくさだけは何とかしてほしいと思った。かき混ぜすぎて指が疲れてしまった。それさえ問題なければもっと良かった。

 

オススメ度:(良い商品です)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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