チキンとなすがゴロゴロ!グリコ『グリーンカレー ユーグレナ入り』全く意識せずにユーグレナを食べられる!

間が生きていくために必要な栄養素がすべて含まれていると言われるユーグレナ(和名:ミドリムシ)。その食品としてのポテンシャルの高さに注目したイトーヨーカ堂(東京・千代田区)と、食品としてのユーグレナの大量培養に世界で初めて成功した株式会社ユーグレナ(東京・文京区)が共同開発した食品が、今、全国のイトーヨーカドーで続々と販売されている。

当サイトでも、12月12日に「ユーグレナ入り 抹茶ラテ」を紹介したが、今日はその第2弾としてグリコ『グリーンカレー ユーグレナ入り』をご紹介しよう。

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ユーグレナは、植物と動物の中間のような存在で、藻の一種である。そしてそこに含まれる栄養素は、 必須アミノ酸やビタミン、ミネラル類、DHAなど計59種類で、ユーグレナ単独でバランスのとれた栄養食として注目されているのである。

とはいえ、「ミドリムシ」と聞いただけで「気持ち悪い!」とか「美味しいの?」と心配する人も少なくない。というわけで、そのあたりに注目して、このグリーンカレーを食べてみた。

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レトルトの袋を熱湯であたため、皿に中身を出してみると、グリーンカレーらしいココナツミルクの甘い香りがする。このグリーンカレーに含まれるユーグレナは300mg。つまりわずか0.3gである。ユーグレナの1日の推奨摂取量が500mgなので、その6割が、このグリーンカレーで摂れることになる。

ユーグレナの味や色のことを気にする人もいるが、考えてもみて欲しい。わずか0.3gをこのカレーに入れて、一体、味にどんな影響があるのか。味的にも香り的にも、全くユーグレナの影響は感じられない。またユーグレナは、確かに緑色の粉末だが、わずか0.3gでは、色彩的にも、影響はほとんどないといってもいいだろう。

ちなみに、記者は、粉末のユーグレナ単体を食べたことがあるが、見た目は抹茶のようであり、その香りは、少し昆布の香りが混ざった抹茶のような感じで、全く不快なものではない。

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ところで、このグリコ『グリーンカレー ユーグレナ入り』で、記者が驚いたのは、ユーグレナのことよりも、カレーの具の大きさである。特に、なすと鶏肉は、とてもレトルトとは思えないほど、大きな塊がゴロゴロと入っている。

 

食べてみると、非常に美味しいグリーンカレーそのもの。ユーグレナのことなど、全く忘れてしまうのである。甘さと辛さの絶妙なバランスに、大きめの具材。そしてユーグレナの栄養素入りである。

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価格は税別298円。全く意識することなく、ユーグレナを食することができる商品である。

オススメ度:(買っても損はない)

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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