もちもち中太麺とラード入りの濃い目ソースがたまらない! 手軽にご当地の味『伊達焼そば』を作ってみた

ガツンとご当地焼きそば!

 

おうちご飯に、手軽にできる”ご当地焼きそば”はいかがだろう。マルニ食品『伊達焼そば』は、炒めるだけの簡単さで宮城県北部で長年愛されている焼きそばが完成する。老舗の製麺所ならではの技術で作られるもちもち食感の麺と、がっつり濃いソースがやみつきになる! 麺類大好きの記者、その手軽さと味わいをレビューしてみたい。

 

老舗製麺所がこだわった、もちもち麺のご当地焼きそば

明治18年創業のマルニ食品株式会社(宮城県登米市)は、130年余りに渡り麺を作り続けている老舗の麺メーカー。うどんやラーメン、郷土料理に至るまで、様々な麺商品を開発している。

そんな同社が発売する『伊達焼そば』(3食入・販売価格 税込378円・発売中)は、宮城県北部で昭和20年代から親しまれている茶色の蒸し焼そば。

茶色い太麺

生地の熟成に一晩かけた深蒸し製法は、冷めても美味しいもちもちの麺が特長だ。

ラード入り!

その麺に合う濃いめの特製ラードソースは、野菜たっぷりのフルーツベースで、隠し味には合わせ香辛料をプラス。パワフルでパンチの効いた大人の味わいに仕上がっている。

パッケージにはどーんと主張強めの『伊達焼きそば』の文字が踊る。

なんとも漢前で、さぞやがっつり高カロリーかと思えば、1食328kcalとそれほどでもなく、優しい重さだ。

 

ネギだけのシンプルさがソースを引き立てる

裏面記載の作り方を参考に、さっそく調理開始。作り方はシンプルで簡単だ。

材料は『伊達焼きそば』とネギ。ネギは白髪ネギか、ネギを千切りにしておく。

フライパンにサラダ油を引いて温まったら、麺をほぐしながら軽く炒めて…

ソースとねぎを入れる。ソースはラードが固まっているので、揉みほぐすと出しやすい。ウスターソースに豚脂・砂糖・醤油のほか、カレー粉や香辛料も入ったソースを入れた途端に、食欲をそそるスパイシーないい匂いが漂う。

ネギのシャッキリ感を残す程度に炒めて完成!

好みで七味唐辛子をかけてもOKだ。

ラードとソースが絡まったこの照り感がたまらない。

麺は弾力がありもっちりとした噛み心地で、濃いめのソースがしっかりと絡んで噛めば甘みがある。ラードを使っているが、臭みもなく食べやすい。ご飯のおかずにもなりそうな濃さだ!

ネギのシャキッとした食感と麺のもっちりした弾力が噛んでいても楽しい。フルーティーな甘さにほんのりスパイシーさはやみつきになる。

 

焼きそばといえばキャベツや豚肉が入るイメージだったが、ネギとソースのみでシンプルに麺とソースを味わえる焼きそばだ。

パンチの効いた濃い焼きそばは、飲み物にも良く合う大人の味わいだ。大人の飲み物といえば…やはりお酒! この濃さとスパイシーさそして七味唐辛子の辛みもアクセントとなり、ビールとも良く合う。

ビールの苦味でスパイシーな風味がふっと抜けて、また違った味わいになる。

今回初めて伊達焼きそばを食べた記者。フルーティーなソースともっちり弾力のある太麺のファンになってしまった! 

ご飯にもおつまみにも、おかずにもなる『伊達焼そば』の購入は、「めんのマルニ」オンラインショップから。

公式サイトはこちら

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玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴7年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

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