自撮りの楽しさ全開『ワイヤレスシャッターモノポッド』伸ばして102cm、手元のボタンで写真撮影ができる!

まや日本だけでなく世界規模で、自分で自分を撮影する「セルフィ」、すなわち「自撮り」がブームになっているらしい。スマホの新機種にも、自撮り機能を強化したカメラを登載した新製品が登場したり、ネット上には「自撮りがうまくなる方法」といったWEBサイトが山ほどある。

 

記者は、「自撮り」というと、どちらかと言えば「地鶏」の方が好きなのだが、そんな記者でも、この『ワイヤレスシャッターモノポッド』を使ってみると、これが本当に自撮りにハマってしまいそうになった。それくらい、この商品は使い勝手良く、本当に自撮りを楽しむことができたのだ。

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箱から中身を取り出してみると、1本の伸縮自在のポッド本体と、スマホを装着するためのクランプホルダー、そして充電用のUSBケーブルが入っている。 もっと粗末な商品かと思っていたら、意外としっかりとしていて、それでいて軽い。

 

スマホを本体に固定して使うには、十分な強度はありそうだが、とはいえ、装着できるカメラは500gまで。「耐荷重は厳守」との注意書きまで添えてある。そのくらいの強度のものだということだ。

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そして、この『ワイヤレスシャッターモノポッド』の最大の特長は、このポッドの手元のグリップ部分に付いてる小さなシャッターボタンを押すことで、スマホのカメラアプリのシャッターを切ることができるところ。スマホとポッド本体は、Bluetoothで接続されているので、ジャマになる配線などはない。特別なアプリを使うわけではないので、iPhone でもAndroidでも使用可能である。

 

ポッドは、縮めておくとわずか25cmほどで、セカンドバッグの中にも収まってしまう大きさだが、伸ばすと最大約102cmまで伸び、人混みの上などのハイアングル撮影や、人が入っていけないような場所からの撮影も可能になる。

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ポッドのグリップ部に小さなシャッターボタンが見える。

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ポッドの先には、カメラの三脚穴に使えるネジが付いていて、付属のクランプホルダーはもちろん、三脚穴が付いているカメラも、ここに取り付けることができる。しかし、先に書いたように、取り付けられるカメラの重量は500gまで。重い一眼レフは無理だが、コンデジなら余裕で装着可能だ。

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そして、この取り付け部は、180度、角度調整ができる。撮影のシーンに合わせて、下から上まで、ぐるっとスマホの角度を変えられるので、どんなアングルの撮影にも幅広く対応ができるのだ。

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このクランプホルダーは、縦横に伸縮するので、「幅70mm以下のスマホ」なら、しっかりと滑り落ちる事なく固定できる。箱にも、そう書いてあるが、幅72mmのiPhone6も、問題無く使用できるようだ。

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グリップエンドの部には、BluetoothのON、OFFのスイッチと、USBケーブルで充電する際のMicroUSB端子があり、充電するときは赤いインジケーターライトが、Bluetoothを使うときには、青いインジケーターライトが点灯する。また一度の充電で、Bluetoothのスタンバイ状態で100時間使える。

 

ちなみに、Bluetoothによるシャッター機能は、iPhoneと、GALAXYシリーズのAndroidスマートフォンだけが使用でき、Xperiaシリーズは対応していないようである。

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この記事を書いている最中に、記者もさっそく自撮りしてみると!天井から誰かが撮影したようなカットが、自分で軽快に撮影できた。

 

腕を伸ばしての自撮りだと、どうしても自分の腕や肩が不自然に入ってしまうが、『ワイヤレスシャッターモノポッド』を使っての自撮りでは、そうした不自然さが全くない。しかも、ワンタッチでスマホを装着でき、シャッターは手元で切れるので、どこでも撮りたいときに、サッと取り出して、撮影体勢に入ることができる。

 

そんな身軽さ、使いやすさは、自撮りのための道具としては、とても重要なポイントかもしれない。

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上のクランプホルダーの図で、高さと書いてある方向への伸縮は、バネ仕掛けでスマホを挟み込むので、スマホを落とすことなく確実に捕まえていてくれる。そこに不安な感じは全くなかった。

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カラーバリエーションは、今回撮影に使用したブラックのほかに、ライムとピンクの計3種類。

価格は、メーカーのダイレクトオンラインショップでは税別で4000円だが、楽天市場では税別4500円になっていた。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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