より大人っぽく、より本格的になった“不惑”のチョコの味!『コーヒービートほろにが アグロフォレストリー仕立て』

治の「コーヒービート」は、発売開始が1971年。40周年目となる2010年には、大人向けの「コーヒービートほろにが」を記念発売し、その味は、まさに“不惑”の味わいだ。

そんな大人っぽい「コーヒービートほろにが」を、先日、「アーモンド」の記事でもご紹介した、「アグロフォレストリー仕立て」で仕上げているとなると、この「コーヒービート」は、違いのわかる大人向けの本格仕様ということだろう。

明治『コーヒービートほろにが アグロフォレストリー仕立て』、非常に長い名前で、5月13日全国にて発売である。

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アグロフォレストリーについては、先日、やはりアグロフォレストリー仕立ての明治「アーモンド」を紹介した記事で説明したので、詳しくは、こちらの記事を読んでいただきたいが、かいつまんで説明すると、アグロフォレストリーという、農業と林業を融合したような農法で、ブラジルはアマゾン流域の森林再生をするプロジェクトに、明治はその地=トメアスー産のカカオ豆を使ったチョコレートを出すことで支援しているのである。

そのトメアスー産のカカオ豆は、カカオの味わいがしっかりしており、それを使った明治の「アーモンド」は、チョコの味がワンランク上の高級感が感じられたのである。

つまり、消費者から見れば、より本格的で美味しいチョコを食べることで、ブラジルの森林再生に貢献ができるという仕組みになる。自分がチョコを買うことで、ブラジルの森林が再生され、そのアグロフォレストリーで作られたカカオ豆が、また美味しいチョコになって帰ってくる。そういう自然環境保護のサイクルに、加わることができるわけだ。

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この『コーヒービートほろにが アグロフォレストリー仕立て』は、コーヒー味のチョコには、ブラジル産のコーヒー豆を100%使用し、ちょっとビターな大人っぽい味を出しながら、さらにアグロフォレストリーカカオ豆を54%使用し、本格的なチョコの味を引き出すことに成功している。

「コーヒービート」の1粒1粒の外見は、記者が子供の頃に食べたものと同じ懐かしいものだが、味わいはグッと大人っぽくなって、お菓子が自分と一緒に年齢を重ね、渋みを増してきたことを実感できる。

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パッケージにちょっとした細工があり、パッケージの上部に穴を開けて、そこからチョコの粒を振り出せるような構造になっている。そこからポロリと手のひらの上に転がり出た「コーヒービート」は、まるでコーヒー豆のように小さく可愛らしいが、中身はすっかり大人の魅力を備えている。メーカー希望小売価格は、税別131円。

森林を再生する農法から生まれた、美味しいカカオを味わって、あなたもブラジルの森林再生に貢献してみては…?

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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