【心温まるプレゼント】生チョコなのに常温保存OK! 職人の最高傑作『TEMAHIMAN・生チョコレート』を食べてみた

 

生チョコレートの魅力、それは濃厚な味わいと口溶け。その究極の1粒を求めて、私たちは今日もチョコレートを食べ続ける。『TEMAHIMAN・生チョコレート』は、チョコレート一筋28年の職人が最高傑作と謳う生チョコレート。28度までの常温保存ができるからプレゼントにもぴったりだ。丸い粒の中に込められた濃厚な味わいをたしかめてみよう。

 

極薄コーティングが作り出す新たな生チョコレートの世界。チョコレート一筋28年の職人がこだわった2つのポイント

マルシゲ(大阪府)は「呼吸チョコ」などを手がける総合食品商社。チョコレートや米菓など、1953年の創立以来、長きにわたりユニークな商品を全国に届けている。そんな中、2019年に誕生したのが「TEMAHIMAN(テマヒマン)」。“手間ひまかけて、本当に美味しいものをつくりたい”という思いから、全国のお菓子職人が作り上げた最高傑作のお菓子を取り扱うブランドだ。

 

今回紹介するのはその第2弾となる『TEMAHIMAN・生チョコレート』(10粒入り/21粒入り・希望小売価格 税込1,080円/2,052円・2024年2月1日発売)。原価や組織の枠にとらわれず、チョコレート一筋28年の職人が純粋につくりたいと願い生み出した、最高傑作の生チョコレートである。

そのこだわりは大きく2つ。1つは、ゆっくりと舌の上で溶けていく濃厚な生チョコレートのおいしさ。特別な技術により28度までの常温保存を可能にしたことで、通常の生チョコレートとは違う味わいを作り出している(一般的には20度以上は保冷剤などが必要)。

もう1つは、美しい球状に整えられた生チョコレートの表面を、職人の技術によって1mm以下の極薄のミルクチョコレートコーティングがされていること。絶妙な厚みによって、ゆっくりと舌の上で溶けていき、より長く、より深く生チョコレートの味わいに浸れるように工夫されている。

 

当然手作業で作られているため、1日に作れる量は通常のチョコレート菓子の1/5程度なのだそう。1粒1粒に対する情熱の込め方から違うことが伝わってくる。

 

口溶けにこだわった濃厚な味わい

パッケージのイラストは、お菓子職人の白澤さんのイラストつき。小ぶりなその見た目は、黒真珠のよう。表面には高級な純カカオパウダーがたっぷりとまぶされており、小さいながら濃厚なカカオの香りが惜しみなく鼻腔をくすぐる。

大きさは2cmほど

1粒を手に取り、口の中へ。その瞬間、口の中がカカオの香りで満たされる。まだチョコは溶けていないというのに。そして少し力を入れるとまるでコーティングがなかったかのように生チョコレートの柔らかい食感が伝わってくる。

機械にはできない職人の極薄コーティングだからこそできる技を実感させられた。

そして、ゆっくり、ゆっくりとチョコレートの世界が広がっていく。雪のようにすっと溶ける生チョコレートもおいしいが、この濃厚な生チョコレートは花が開花するときのような穏やかさと力強さが感じられる。甘すぎないから口いっぱいに生チョコレートの味わいを満たしたまま長く浸れるのも『TEMAHIMAN・生チョコレート』の魅力だろう。

チョコレート一筋28年の職人が生み出した極薄コーティングの生チョコレート。常温保存できるからプレゼントにもぴったりだ。ぜひこの力強い味わいをみんなに教えてあげてほしい。

 

「お菓子のまるしげ」各店舗(※一部店舗を除く)や近畿地方のお土産店で発売中。

 

公式サイトはこちら

 

記者

アバター画像

森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック