煙が出ない!? コンパクトになったホットプレート『ザイグル・スマート』でおうち焼肉をためしてみた

 

お肉や野菜を焼いても煙がほとんど出ないでおなじみの「ZAIGLE(ザイグル)」シリーズに、コンパクトになって使いやすくなった『ザイグル・スマート』が登場! 食卓にはちょっと大きいの声に応えて小さくなったホットプレートだ。今回はおうち焼肉をして煙の量や小ささの性能をたしかめながら、そのスマートさを体験してみよう。

 

上から焼く赤外線加熱とプレート熱の両面焼き!

TUF(東京都)は、韓国生まれの「ザイグル」シリーズを販売する日本総代理店。同シリーズはカーボンヒーターの熱を上部から当てることで遠赤外線効果によりおいしく焼けるのはもちろん、煙が出にくく油はねもしにくいクリーンな調理器として人気を誇っている。

直径345×高さ287~324mm

今回紹介するのは、同シリーズで最も煙が出にくく、一番リーズナブルな『ザイグル・スマート』(約2.6kg・希望小売価格 税込25,300円・発売中)。従来の「ザイグル」はちょっと大きい、という声に応えて発売されたコンパクトさが魅力の調理器である。

赤外線を上から照射するカーボンヒーター搭載

そもそも「ザイグル」シリーズはどうして煙がでにくいのだろうか。その秘密は、ヒーターを上から当てていることにある。煙は食材そのものから出る場合もあるが、その多くは油や水分が熱源に触れて蒸発することで発生する。「ザイグル」シリーズはヒーターを上に配置することで、油を必要以上に加熱しないようにしているというわけ。

フードの高さを調整することで、焼き加減をコントロールできる(二段階)

油がはねにくく蒸発しにくいから周りを汚さずに調理ができる。よって、部屋の臭いや机の汚れを抑えられるということだ。

火力は5段階で調整可能

『ザイグル・スマート』は、この機能性を保持しながらも、卓上に置きやすいコンパクトさや操作性に実現。従来の「ザイグル」のプレートサイズは直径サイズ40cmに対し、直径32cmとなり、20%ものスリム化がされている。

 

 

一般的なダイニングテーブルサイズの奥行きは80cm(向かい合う場合。1人の場合40cm)と言われているから、いかにこのコンパクト化によってスペースの余裕ができるかがわかるはずだ。

 

煙や油はねを抑えられるのか、脂身たっぷりのバラ肉でためしてみた

それでは『ザイグル・スマート』の使い心地をたしかめてみよう。今回は煙が出やすい代表である豚バラと野菜で焼き肉をしてみた。

スイッチダイヤルは「5」にしよう

コツとしてたくさんの量を並べるより、間隔をあけて置くことでよく焼けるそう。スイッチを入れると、あっという間に加熱開始。熱が直接食材に当たるので、プレートが温まるまでの待ち時間が少ないのも嬉しいポイント。

数分後、いい音をたてながらお肉が焼けてきた。普段なら、キッチンペーパーで脂を拭き取る作業をしないといけないが、『ザイグル・スマート』ならプレートの中央にある穴に脂が流れるから拭き取る必要もない! さらに、余分な脂もカットできていつもよりヘルシーになる。

焼けるにつれて、徐々に油が出てくる。が、出ない! たしかに煙が出ない! フライパンで焼いたときと比べると雲泥の差。油はねも最低限に抑えられており、弾けることもほとんどない。

遠赤外線で柔らかくしっかりと焼けた

ヒーターってきちんと焼けるの? と不安だったが、焼き加減はばっちり。なんなら、上面が均一に熱されるし、温められたプレートからも加熱されるので万遍なく火が通っている。さらに言えば、焼き加減が目に見えるからちょうどいい焼き加減にできるのもメリット。

受け皿にたっぷり油が溜まっていた。煙にならずに回収できた証拠!

ひと通り食べ終わって、片付け開始。油受け皿を確認するとしっかり焼肉の余分な脂が落ちている。

また、プレートが2つに外れるので食器洗いも簡単。上部加熱と表面フッ素樹脂加工のおかげで油が焦げ付きにくいから、サッと洗えた。

そしてなによりうれしかったのは、部屋の匂い。記者の部屋は換気効率が悪いのだが、驚くほど煙くさくない。普段は念入りにスプレーをするが、しなくてもいいと思えるほどクリーンな空気だ。机の上は多少油がはねてはいるものの、台拭きでサッと吹けば綺麗になる程度。バラ肉からは相当な油がでていたのにこの機能性には驚かされるばかり。

 

おうち焼肉はもちろん、焼魚や今の時期にぴったりな焼き芋もおいしく焼ける。ぜひ、おうちで外食気分を味わおう!

 

楽天市場にて発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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