少量からも使いやすい! 国産米100%を使用した『乾燥米こうじ』を使って美味しい甘酒を作ってみよう!

自家製の甘酒作りに挑戦!

 

米麹とは、蒸した米に麹菌を付着させ、繁殖させたもの。米麹を原料に甘酒や米味噌、みりん、日本酒などが作られる。今回ご紹介するのは『乾燥 米こうじ』。乾燥したバラこうじなので少量からでも使いやすい。自家製甘酒作りに挑戦してみよう。

 

使いやすいバラこうじで自家製ならではの味わいを

こうじ製造業が原点であるますやみそ(広島県)。みそ、調味みそをはじめ、糀や甘酒などを手がけている。選りすぐられた米・大麦や大豆の中からさらに入念に素材を選別。徹底した衛生管理のもと、味噌づくりの要となる麹づくりを行っている。

今回ご紹介するのは『乾燥 米こうじ』(300g・希望小売価格 税込355円・発売中)

ますやみその麹は自社製造。独自のバイオ技術で昔ながらの麹づくりを忠実に再現しており、クオリティの高い商品づくりを行っている。

 

使いたい分量だけ使える手軽さ

乾燥させているので、パラパラとした状態。保存もしやすく、少量からでも使いたい分量だけを取り出せるのがいいところ。

麹は、必須アミノ酸や酵素を多く含む食品。麹を原料に甘酒や米味噌、さらに漬物や塩麹、醤油麹も作ることができる。パッケージ裏面には、塩麹、米みそ、甘酒の素などのレシピの記載あり。

今回は裏面レシピを参考に「甘酒の素」を作り、自家製甘酒を作ってみることにしよう。

 

『乾燥 米こうじ』で作る甘酒の素

材料の目安

  • 乾燥 米こうじ: 1袋(300g)
  • 温かいご飯:茶碗に軽く3杯(約450g)
  • 熱湯 :1と¹/₂カップ(300ml)

 

自分の持っている保温容器に合わせて調理してもOK。今回は発酵にスープジャーを使用するため、その容量に合わせた分量に変更している。

60~65℃

作り方はとても簡単。温かいごはんと熱湯、『乾燥 米こうじ』を入れてよく混ぜ合わせる。

スープジャーは使う前に熱湯でしっかりと温めておこう。

スープジャーや魔法瓶などに入れて保温。温度は60~65℃になるようにするのが目安。温度が高すぎると酵素が失われてしまう。特に70℃を超えると甘みが消えてしまうので、温度管理は発酵の重要なポイントになる。

あとは5~6時間おくだけ。小さめの保温容器の場合は、温度が低くなっていくのがやや早いので、タオルなどを巻いて保温をよりキープできる状態にするといい。

 

スープジャーや魔法瓶で作る場合、2~3時間おきに振って中身を少しまぜると、少しとろみのある甘酒の素に仕上がる。(フタをあけて混ぜると温度が下がってしまうのでご注意を。)

6時間後、フタを開けてみるとほんのりと甘い穏やかな香り。粒感の好みに合せて水の量を調整してみるのもいいかも。できあがった甘酒の素は、清潔な容器などに入れて冷蔵庫で保管しよう。

 

自家製甘酒のおいしさは格別

甘酒の素ができたら、好みに合わせて水や砂糖を加えて仕上げていこう。

火にかけてひと煮立ち。生姜を少し入れるとより風味が増す。

自家製甘酒のできあがり。品のあるやわらかなおいしさ。自分好みに甘さを調節できるのがいい。今回は甘味料にきび砂糖を使用してみた。米こうじの甘さがあるので、ほんの少し加えるだけでも十分。

おろしたての生姜も香り高く、自家製甘酒のおいしさに大満足。市販の甘酒のように甘ったるさがなく、素材のおいしさが引き立つカラダに染み渡る一杯に仕上がった。

開封後は冷蔵庫で保管し、お早めに。

塩こうじ、甘酒、手作りみそ、お漬物などを自家製で作りたい人に。国産米100%の『乾燥 米こうじ』は全国のスーパーや量販店、公式オンラインショップで発売中。

公式サイトはこちら

記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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