伝統工芸品×現代アート!『INDEN-YA “Keith Haring collection” 小銭入』が楽しい

400年続く伝統工芸品「甲州印伝」とポップアートのコラボレーション

 

伝統工芸品「甲州印伝」の技で、ポップアートのキース・へリングの世界を表現した『INDEN-YA “Keith Haring collection” 小銭入』をご紹介したい。日本の伝統工芸と現代アートの融合はどんなものなのだろうか。印傳屋について、オリジナル商品と共に見ていこう。

 

400年の伝統! 印傳屋(いんでんや)の甲州印伝とは

印傳屋(山梨県)は、伝統工芸品「甲州印伝」を用いた稀少な日本の革工芸文化の担い手として印伝(革製品)の製造販売を手がけている。「甲州印伝」とは、甲州(山梨県)で400年以上にわたり伝承されてきた、鹿革に漆で模様を描く経済産業大臣指定の伝統的工芸品だ。

鹿革は人肌に最も近いとされ、使い込むほど手になじむやわらかな素材である。

そこに模様を描く漆は、時がたつほど色艶が冴え、光沢に深みが増す。印傳屋はその組み合わせを生み出し、「甲州印伝」として400年以上その伝統と技を磨き続けている。

 

手にしっくりと馴染むしなやかで柔らかい革の魅力『小銭入』

まずはオリジナルを知ってみよう。甲州印伝の技法で作られたものには、財布、カード&名刺入れ、ショルダー&ポシェット、手提げなどがある。今回は、手の中にすっぽりと収まるかわいいサイズの『小銭入 蜻蛉(とんぼ)』(サイズ 6.5×11×1.3センチ・外側にポケット1/口前はファスナー式)をご紹介。手にしてみるとその柔らかな質感に革だということに改めて驚く。

内側には印傳屋のロゴをあしらった布地

厚みのある革ではなく、薄く柔らかいので手にした時に馴染む感覚がいい。革製品となると重厚感があるものというイメージがあったが、とてもソフトで使いやすそうだ。

手前にはポケットがついており、深さがないので小銭がサッと取り出しやすい。小銭入れとしてはもちろんのこと、印鑑、薬、口紅など、ちょっとしたものを入れておくのにちょうどいいサイズ。

甲州印伝の模様は、日本の四季や自然をモチーフにした日本の伝統文様が中心。

染め上げた鹿革に手彫りの型紙を置き、そこに漆を刷り込むことで模様を浮かび上がらせている。

 

印傳屋×キース・へリングの斬新な融合『INDEN-YA “Keith Haring collection vol.1”〈F小銭入02〉』

キース・ヘリング(1958-1990):現代ポップアートの第一人者

そんな日本の伝統工芸品と、世界的アーティストであるキース・へリングの作品がコラボレーション。これまでの印伝にはなかったヴィヴィッドな色彩表現と、アートのタッチを忠実に表現する方法を試行錯誤。こうして誕生したのが『INDEN-YA “Keith Haring collection』である。

第1弾、INDEN-YA “Keith Haring collection vol.1” で発売されたのがこちら。キース・ヘリングの象徴的なアートのひとつ “barking dog” で構成。

『INDEN-YA “Keith Haring collection vol.1”〈F小銭入02〉』(希望小売価格 税込 3,080円・2021年10月30日発売 ※数量限定)は、アウトラインを漆付けで描き、その中に鮮やかなレモンイエローの更紗を施したものとを織り交ぜている。このヴィヴィッドなロイヤルブルーは、これまで甲州印伝にはなかったものなのだとか。

 

『INDEN-YA “Keith Haring collection vol.2”〈F小銭入02〉』

第2弾、INDEN-YA “Keith Haring collection vol.2” で発売されたのがこちら。ニューヨークの地下鉄駅構内でチョークを手に、アーティスト活動を始めたキース・ヘリングの原点が感じられるように、黒の鹿革にそれぞれのアイコンのアウトラインを白の更紗で忠実に再現。

『INDEN-YA “Keith Haring collection vol.1”〈F小銭入02〉』(希望小売価格 税込 3,080円・2021年11月27日発売 ※数量限定)

それぞれ内布もポップなカラーで仕立てられている。キース・へリングの作品であるのに、引きで見るとなんだか日本の伝統文様と錯覚してしまうような気もする。それほど甲州印伝の技と見事に融合し、誰が手にしてもオシャレに映える。

 

ひとつひとつ手作りの温かみを

工業的なプリントとは違う、漆を刷り込んだ絶妙な光沢感と模様の立体感。伝統工芸を今の時代に。甲州印伝をはじめて知るという人にも、新たな感覚を取り入れてくれそうだ。海外の方へのお土産にも喜ばれそう。

印傳屋はすべての工程が手作りで行われている。職人たちの手から生み出される逸品をぜひこの機会に手にしてみては? 購入は、印傳屋直営店や印傳屋公式オンラインショップにて。

コラボのきっかけの一つが、先の見えない長いコロナ禍。キース・ヘリングのポップアートが生まれたのも混沌とした80年代で、世の中に活力を与えた。そうしたパワーを、日々手にする印伝から感じてもらえたら、との印傳屋の想いがあるという

 

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記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載なども多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエーター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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