RSS2.0ぴぽにあ選手が圧巻の優勝！プロ選手の頂点が決まる『ぷよぷよファイナルズ SEASON3』が開催！
2020年9月、11月、そして今年の2月に行われてきたセガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3」。シーズンの中でしのぎを削ってきたプロ選手たちの頂点が決まる大会『ぷよぷよファイナルズ SEASON3』が、3月20日に神田明神文化交流館 EDOCCO STUDIOにて開催された。賞金100万円と栄誉をかけた大会の模様をレポートでお届けする！
プロ選手による激戦が繰り広げられた「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3」！
『ぷよぷよファイナルズ SEASON3』は、「SEASON3」で行われたSTAGE1〜3の優勝者とSEASONランキング上位のプロ選手全8名に出場権が与えられる、トッププロ同士の戦い。
出場選手は、STAGE1と3の優勝者・ぴぽにあ選手、STAGE2の優勝者ともくん選手と、SEASONランキング上位のいさな選手・タイタン選手・SAKI選手・fron選手・live選手、ぴぽにあ選手が2回優勝したため上位繰り上げ出場となったヨダソウマ選手の8名となった。
AブロックとBブロックに4選手ずつわかれ、10本先取を勝利条件としたリーグ戦を実施。各ブロックの1位同士が決勝戦に進出して、雌雄を決する。テクニックはもちろん、持続的な集中力も要求されるタフなルールで試合が進行していく。
「ぷよぷよ」は同じ色のぷよを4つ繋げて消していくのがルールの基本だ。プロ同士となると、いかに連鎖を組み上げるか、連鎖をどのタイミングで仕掛けて相手側におじゃまぷよを出現させるかといった瞬時の判断や経験が必要に。
大会MCは、椿彩奈さんと橘ゆりかさんが担当し、スピーディーな試合展開の解説は、プロ選手のTomさん・飛車ちゅうさん、Momokenさんとえちごさんが担当。さらにゲストコメンテーターとして、アルル・クルーク役の声優の園崎未恵さんも出場選手へエールを贈っていた。
前回「ぷよぷよファイナルズSEASON2」優勝者のともくん選手はSAKI選手と対戦。SAKI選手の予期しない連鎖が決まる展開もあり、ともくん選手が破れるという展開に！ AブロックはSAKI選手が3戦全勝という成績を残して突破した。
Bブロックは「SEASON3」で圧倒的な実績を残したぴぽにあ選手が、実力を遺憾なく発揮。こちらも3戦全勝で決勝戦へと勝ち上がる。
息つまる試合の合間のカンフル剤となっていたのは、プロ選手であるokaさんの中継風コーナー。宮崎の名産品などをゆるい雰囲気で伝えてくれていたので、試合で熱くなった会場の空気もリセットされていた。
決勝戦試合前に意気込みを聞かれたSAKI選手は「ぴぽにあさんには何度も負けたのでここでリベンジします！」と宣言すると、ぴぽにあ選手も「（SEASON3では）今まで勝ててきているのですが、僕の理想とSAKI選手の理想のぶつかり合いだと思うので、全力でぶつけていきたいです」と回答。
スポーツマンシップに則り、互いに礼をした後、ついに『ぷよぷよファイナルズ SEASON3』の決勝戦が始まる！
10セット2本先取という長期戦がスタート。1セット目はSAKI選手が中盤リードしていくものの、次第にぴぽにあ選手が取り返す。お互いに一歩も引かない目まぐるしい攻防でマッチポイントとなり、ほかのプロ選手からも感嘆の声が上がるプレイングでぴぽにあ選手が1セット目を先取した。
2セット目、ぴぽにあ選手がSAKI選手を猛追して一進一退の激しい試合が繰り広げられる。SAKI選手も、ぴぽにあ選手が連鎖が止まることを見抜き、途中で連鎖をスタートさせるなど巧みに切り返す。
8対8と均衡した展開から、ぴぽにあ選手が優勝にリーチ。チャンピオンシップポイントとなった試合は、SAKI選手が先に仕掛けるも見事なセカンド（最初に組み上げた連鎖のあとに組み上げる連鎖）でぴぽにあ選手が勝利した。
見事優勝したぴぽにあ選手には、「ぷよぷよ」シリーズプロデューサー ・細山田水紀さんから記念クリスタルと優勝トロフィーが授与。そしてプロ選手1本で活動しているぴぽにあ選手にとって生活費となる優勝賞金100万円も授与された。
園崎さんからは副賞のゲーミングモニター「GigaCrysta」も授与。「いろんなドラマが生まれていたなと思いながら拝見していました。もっと多くの人に見て欲しいなと思います」と感想も述べられていた。
優勝を果たした、ぴぽにあ選手は「すごく嬉しいですけれど、試合内容には満足していなくて。でも、今シーズンは僕のシーズンだったのだなと納得できました」と謙虚なコメント。「SEASON3」が名実ともに、ぴぽにあ選手のシーズンとなった。
大会中には次のシーズンとなる「season4」の各大会日程も発表に。次のシーズンはどうなるのか！ ますますの盛り上がりを見せる「ぷよぷよ」の競技シーンに注目だ。
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photo by 尹 哲郎
