『ぎんなん』銀杏フライを塩で味付け!カリカリ食感&あの苦味がクセになる!!
季節を感じるお菓子『ぎんなん』を、ファミリーマートのおつまみコーナーで発見! 銀杏をフライにし、塩で味付けしたシンプルなものだという。さっそく手に取り、焼き銀杏が大好きな記者が食べてみた。
赤穂の焼き塩使用の銀杏フライ
株式会社かつまた(静岡県富士市)『ぎんなん』(23g・実勢価格 税込180円・発売中)は、銀杏を素揚げにし、赤穂の焼き塩で仕上げたお菓子。
そもそも銀杏は、イチョウの種子。秋になると、公園に独特の匂いが充満するアレである。
原材料は、「ぎんなん、植物油脂、食塩、調味料」とシンプル。驚いたのは、カロリーの高さ。100gあたり519kcal。この『ぎんなん』は23g入りなので、1袋あたり120kcal以上ということになる。
独特の苦味がやみつき!カリカリ、ポリポリ止まらない…
気になるのは、やっぱり匂い。でも、袋を開封してもほとんど香りはなし。ひとつ取り出し、鼻に近づけるとうっすら香るが、気になるほどではない。
中身は、大小さまざまな銀杏。周りには、粗塩がまぶしてある。
一粒口に入れてみると、か、か、硬いっ! ぎんなんといえば、しっとりとした歯ごたえの印象が強かったが、『ぎんなん』はカリッカリ。
中は空洞になっていて、芽が入っている。ちなみに、芽もサクサク食感だ。
塩味がガッツリと効いていて、おつまみにもってこい。そして食べ進めるうちに、どこかで食べたことのある食感に似ていると感じ始め、悩むこと数分…。
結果、ミックスナッツなどに入っている、ジャイアントコーンであることが判明(個人の見解)。ミックスナッツの中で異色な存在のジャイアントコーン…これで硬さが伝わるだろうか。
話を『ぎんなん』に戻そう。噛んでいくうちに、口の中に広がっていく銀杏ならではの苦味。結構苦いのだが、これがクセになって次々口に運んでしまう。
食べ過ぎ厳禁!!銀杏中毒にご注意を
ただし、気をつけたいのは「銀杏中毒」と呼ばれるもの。パッケージ裏にも「食べ過ぎると体調が悪くなる場合がございます。特に、お子様の喫食にはご留意ください」の注意書きがある。銀杏は、人によって食べ過ぎると体調を崩すことがあるといい、子どもの場合は数粒食べただけで症状が出ることもあるというから、本当に気をつけて欲しい。
銀杏は殻がめちゃくちゃ固く、家で調理しようにも剥くのが本当に面倒だが、この『ぎんなん』ならパクパクと手軽に味わうことができて便利。おつまみはもちろん、大人のおやつとしても重宝しそうだ。
photo by 尹 哲郎