ドットが押せる『プレイカラードット』、ハンコのように使って描ける今までにないツインマーカー!

描くというより押す感覚!

 

トンボ鉛筆より丸スタンプ芯と超極細芯が描けるツインマーカー『プレイカラードット』全12色が登場。5mm大の点(ドット)と、太・細・超極細の線が書けることで多彩な表現が出来る水性ペン。今までありそうでなかったドットが押せるペンとは?捺す時のコツや適した紙、簡単な作品作りなどをご紹介する。

ペッタンペッタン押して楽しい『プレイドットカラー』の使い心地

「プレイカラー」はトンボ鉛筆が手掛ける水性カラーサインペンのロングセラー。豊富なカラーを取り揃えており、人気が高い。またツインマーカーペンと言えば、太・細の2種類のラインが描けるというのが一般的。

プレイカラーブランドページ

そんなプレイカラーにこれまでにない全く新しいツインマーカー『プレイカラードット』(GCE-011/12色セット・税込2,073円・2017年10月19日発売)が登場。

直径約5mmの円柱形の丸スタンプ芯と超極細の0.3mm(筆記線幅)芯を備えたツインペン。手帳やノートなどの普段使いから、点と線の組み合わせでイラストなどの多彩な表現が出来る。

カラーは、左からチェリーレッド、サクラ、コーラル、オレンジ、ハニーイエロー、アップルグリーン、ミントグリーン、スカイブルー、ブルー、ライラック、グレー、ブラウンの12色。

ペンの長さはキャップを含めて約14cm。重さは1本あたり9g。


丸スタンプ芯側のキャップは紙などがはさめるクリップ付キャップ。反対側は約0.3mmの超極細芯。

同系色2色ツインとなっており、丸スタンプは薄め、超極細芯は濃いめの色あいになっている。

組み合わせて使う事でバリエーションが広がる。

また、丸スタンプ芯は普通のペンのように使う事で太細さまざまな線が引ける。


ペンを持つ角度によって多彩な筆記線も描けるので、書字した場合は繊細なヨコ線と骨太なタテ線、ハネやハライが躍動的に書けるので装飾的な文字に。

 

きれいなドットを押すにはちょっとしたコツがある!

  1. ペンを垂直に持ってスタンプを押すように。
  2. すぐに横に倒してスッと持ち上げる

これがきれいな点(ドット)を作るコツ。

 

慣れるまで、何度もドットを練習してみよう!


はじめは角が綺麗に押せず、ドットが欠けてしてしまったりするのだが、徐々に安定したドットが捺せるようになってくる。

慣れてきたら、まずは色々なカラーの組み合わせを楽しみながらとにかくドットを押してみよう。ドットを捺す間隔やパターンを変えるだけでも楽しい。

次にドットを生かして模様やイラストを描いてみよう。お天気マーク、フルーツ、お花など丸スタンプと超極細芯の組み合わせで簡単にイラストが描ける。

これまで、点(ドット)を描くには丸を描き、中を塗るという手間があったが、丸スタンプ芯はスタンプを捺すようにしてワンタッチで描けるのがポイント。箇条書きの行頭記号、時間や期間の表現、ノートの重要ポイント、「済」印など。点(ドット)の活用は多彩。

プレイカラードットが綺麗に捺せるのはどんな用紙?

この丸スタンプを捺す時にちょっと気になるのは、紙質により裏写りやにじみがあること。


ドットの練習にコピー用紙を使ってみたが、こちらはかなりの裏写りとにじみが出てしまう。特にコピー用紙は下の紙までインクがにじむ。どうしてもドットを押す時にペンが紙に触れる時間が他よりも長いのでインクが浸透していってしまうのだ。

キャンパスノート、手帳などの場合はやや裏写りが気になるかも


ノートを見やすくするのにカラーペンは欠かせない。ドットが押せるとなればさらに見やすく、楽しくなりそうだ。

一般的なキャンパスノートなどの場合、裏写りやにじみは許容範囲。ドットを素早く捺せば、そこまで裏写りはしない。しかし、やはり紙に丸スタンプ芯が触れる時間が長いと、裏写りはしてしまう印象。超極細芯に関しては、裏写りはなし。

手帳も薄い紙質であるとやはり裏写りしてしまった。


手帳はさまざまな紙質のものがあるので、試し押しをしてから使うと良いだろう。超極細芯の方は、手帳に文字や小さなイラストを描くのにとても向いており、こちらは裏写りやにじみは気にならない。

裏写りが気にならないものであれば、薄いメモ帳などの紙質でも大丈夫。

 

インクジェット用ハガキ用紙がおススメ!

そこで、裏写りやにじみがなく安定して押せる紙はどれかな?と色々と試してみたところ、ハガキのような紙質のものが扱いやすかった。特におススメなのがインクジェット用のハガキ用紙。100円SHOPなどにも売っているので、ぜひ試してみてほしい。

 

点と線で簡単なイラストを描いてみよう!

点と線が描けるということは、イラストなど表現の幅も広がる。プレイカラードットの点と線だけを使って簡単なイラストを描いてみよう。作品はすべて記者オリジナル。使用した紙はインクジェット用ハガキ用紙。

北欧風カード:2色のドットを組み合わせて、シンプルで可愛い北欧風のカード。ポンポンとドットを押して、線を書き足しただけ。

お花のカード:ドットの組み合わせとしては1番手軽に出来るお花。薔薇のカードはちょっとした裏技を使ってみた。丸スタンプ芯の角だけを使うと半月のような形になる。それを順に繰り返していくことで薔薇の花を表現してみた。丸スタンプ芯は淡い色合いなので、優しい雰囲気に仕上げることが出来る。

お菓子のカード:こちらもドットと線だけのシンプルな組み合わせ。ドーナツやビスケットなどお菓子も簡単に描ける。

動物のカード:ドットを動物の耳の部分に。顔などの輪郭は超極細芯で描くだけ。

クラフト紙に描くとまた違った雰囲気に!

次はクラフト紙に描いてみた。クラフト紙も様々な紙質のものがあるが、基本はやはりインクジェットなどに対応しているクラフト紙がおススメ。下地の紙が変わると、また違った風合いで素敵な作品作りが出来る。


ドットを散りばめて、超極細芯で文字を書いただけでも可愛らしいカードに。

にじみを生かした作品作りもしてみよう!

薄い紙や繊維質の紙(画用紙など)であると、ややにじみが気になるのだが、このにじみを生かした作品作りもしてみよう。インクがにじむことで、色の濃淡などグラデーションが出来るので、イラストを描きたい場合などは表現の幅が広がる。記者が試してみた中で、きれいなにじみと発色だったのが100円SHOPなどに売られている紙製コースター。繊維質でありながら、厚みがあるのでインクがいい具合で混ざり合い綺麗なにじみを作ることが出来た。また厚みのある紙なので、カードやオーナメント作りにも向いている。

丸型のコースターを使って作ったのはクリスマスのオーナメントカード。グリーン、イエロー、レッドなどのドットをリース状に捺し、超極細芯でリボンとメリークリスマスの文字を書き足しただけ。素早く違う色を重ねると色がにじみやすく、少し乾いてから次の色を重ねるとにじみが少なくなるので、色の組み合わせや描くスピードも工夫してみよう。

四角のコースターを使って作ったのは、NEW YEARカード。こちらもシンプルにドットと線の組み合わせだけ。梅や松などもにじみを生かす事で淡く柔らかな表現にすることが出来る。

今回はシンプルなものだけに挑戦してみたが、もちろんこれの他にも適した紙というのはたくさんある。点描画にチャレンジしてみたり、アートな作品作りにも活用出来る。またイラストが苦手…という人でも、きれいなドットが押せるだけで簡単にこれらのイラストが描けるのできっと楽しいはず。クリスマスやお正月といったこれからのイベントシーズンにも使い道が多そうだ。カラーは単色でも購入可能(税込172円)。3色セットも発売中。

 

プレイカラードットスペシャルサイトをチェック!

「プレイカラードット」のスペシャルサイトでは、ドットによる表現の楽しさと広がりをイラストやアイコンなどで多数紹介。上手な使い方のヒント、ノート・ふせん・しおりなどをカラフルに楽しくする方法などを掲載しているのでぜひそちらもチェックを。スマートフォン専用コンテンツ「MYドットメッセージ」も展開中。また、Twitterと連動した「使い方 むげんだいキャンペーン!」を2017年12月31日まで実施中。プレイカラードットで描いたイラストなど6作品の中から「イチオシ」をツイッターで投票、応募者の中から抽選で「アウトドアプロダクツ社ドット柄デイパック」を20名、「プレイカラードット12色」が100名に当たる。キャンペーンサイトはこちら

 

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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