RSS2.0『ホームメイドスタイル〈漬け込みベリーサングリア〉/〈ジンジャー＆シトラス〉』素材にこだわり“やや充”に
ヘルシー志向が定着して、お酒も素材にこだわる商品が増えているようだ。サントリーが若い女性をターゲットに発売した缶カクテル『ホームメイドスタイル〈漬け込みベリーサングリア〉/〈ジンジャー＆シトラス〉』は、素材の味わいを生かし、さながら「自宅で手づくりする際のレシピ」に着目したような、製法にこだわったカクテルだ。
素材にこだわる“働く女性”に向けたライトカクテル
サントリースピリッツ株式会社（東京都港区）がアルコール市場に展開する缶カクテル『ホームメイドスタイル〈漬け込みベリーサングリア〉/〈ジンジャー＆シトラス〉』（350ml・希望小売価格 税抜各170円・2016年3月15日発売）。食料品や化粧品など、あらゆる分野において素材や製法にこだわる商品が全盛の時代にあって、特に20～40代女性はヘルシー志向が強く、素材や製法にこだわる人が多い。そんな人たちに向けたライトカクテルが、この『ホームメイドスタイル』シリーズだ。
成分表示を確認してみると、今回試飲した『ホームメイドスタイル<漬け込みベリーサングリア>/<ジンジャー＆シトラス>』ともに、「人工甘味料不使用」で原材料名には天然の果実の名前が並ぶ。素材にこだわったという謳い文句は伊達じゃない。ただし、知っておいていただきたいのは、天然の果実にも「果糖」が含まれており、それは糖類の一種として太る要因のひとつであるということ。さて、それではさっそく味わってみよう。
見た目は<漬け込みベリーサングリア>が赤ワインベースのスパークリングワイン、<ジンジャー＆シトラス>はカクテルのモスコミュールのように見える。味わいは、<漬け込みベリーサングリア>については最初は甘く感じたが、飲み進めるうちに甘さが気にならなくなった。もう少し炭酸が効いているほうが記者の好みではある。クランベリーとカシスの風味が際立って感じたため、これは食事と一緒に飲むというよりは食前酒としての用途が向いていると思った。
一方、<ジンジャー＆シトラス>は文字どおり「ジンジャーエール」のような味わい。ジンジャーの辛味が程よくて、甘さが控えめの印象を受けた。むしろ、こちらは食事（魚料理など）と合わせると美味しくいただけるだろう。
まとめ：帰ってから「ホームメイドスタイル」で一杯やって“やや充”生活を！
サントリーでは公式サイトで、この『ホームメイドスタイル』シリーズを「リア充もいいけど やや充のススメ」と銘打ち、若い女性をターゲットに販売戦力を展開している。「やや充」とは、リア充ほど頑張りすぎないお手軽な充実ライフということらしいが、文字面だけではさっぱり意味がわからない。アルコール分4％のお手軽な缶カクテルで、ちょっとだけ贅沢してみようということなのだろう。確かに、その意味ではお酒慣れしていない若い女性には十分オススメできる商品だと思う。
ちなみに同シリーズには他に『ホームメイドスタイル〈はちみつ＆レモンピール〉』もある。
(良い商品です)
