『サッポロ一番 塩らーめんが焼肉になりました 焼肉のたれ&〆の焼ラーメンセット』を作ってみた!
サンヨー食品から焼肉のたれと〆の焼ラーメンがセットになった『サッポロ一番 塩らーめんが焼肉になりました 焼肉のたれ&〆の焼ラーメンセット』『サッポロ一番 みそラーメンが焼肉になりました 焼肉のたれ&〆の焼ラーメンセット』が発売された。焼肉専用となっているこの商品、サッポロ一番のあの味わいをどのようにして楽しむのか?実際に作ってみたのでご紹介しよう。
焼肉専用?焼ラーメン?中に入っているのは…
まずは焼肉を楽しんで、〆に焼ラーメンを楽しむことが出来るこのセット。中に入っているのは、どちらも焼肉用のタレ4パック(1パックで1人前)、焼ラーメン用たれ2パック(麺1個にたれ1パック使用) 、焼ラーメン2個(麺1個で2人前)。「焼肉用たれ」「焼ラーメン用たれ」となっているが中身は同じものだ。
2人前×2回分(計4人前)。
焼ラーメンの麺は中太麺。「塩らーめん」には「切り胡麻」が、「みそラーメン」には「七味スパイス」が入っている。
サッポロ一番のあの味わいが焼肉のたれに!まずは焼肉を楽しもう!
まずは、お好みの肉や野菜を用意して焼肉を楽しむ。特製だれで頂いてみよう。
「塩らーめん」のたれは、ガーリック、オニオンをベースに、風味豊かな香辛料、ごま油、切り胡麻を加えた“特濃塩だれ”となっている。しっかりとした濃厚な塩だれと言った感じで美味しい。
「みそラーメン」のたれは、赤みそ、白みそをベースに、ガーリック、オニオン、ジンジャーの香味野菜、 香辛料を加えた“特濃みそだれ”。 濃厚みその甘味の中に香辛料が入っており食のすすむ味。どちらも、サッポロ一番のあの味を再現したものになってはいるが、「ズバリ!そのもの!」というよりも、普通に美味しい塩だれとみそだれ。このまま焼肉のタレとして販売してももちろん申し分ない。特濃という表現が実にぴったりで、しっかりした味わいだ。焼肉や野菜にちょっとつけるだけで、口の中に美味しさが広がる。
〆の焼ラーメンを作ろう!
さて、焼肉や野菜を楽しんだ後に〆で頂くのが「焼ラーメン」。焼肉を終えたホットプレートの上で作るのも良し、フライパンで作るのも良し。今回はフライパンを使った作り方をご紹介する。
焼ラーメン(麺1個分)用に用意する食材はこちら。
牛または豚肉 40g
きゃべつ 2枚(60g)
たまねぎ 1/8個(25g)
にんじん 1/8本(15g)
もやし 1/8袋(25g)
しいたけ1個(塩らーめん)/しめじ1/4パック(25g)(みそラーメン)
事前に焼肉や野菜を楽しむ場合は、焼ラーメン用に少し残しておくといいかもしれない。
それでは〆の塩らーめんの焼ラーメン作りスタート!
フライパンに水(250ml)を入れ、沸騰したら麺・肉・野菜を入れる。
中火にして2分後、麺を裏返し、全体が柔らかくなってきたらそっとほぐす。
麺がほぐれ、水気がなくなったら”たれ”を入れ、弱火で炒める。
香ばしい焼き目が出来るまで焼く。
時間にして約10分程度。ホットプレートの場合も手順は同様。フライパンの場合は温度が高いので焼き目をつけようとすると やや焦げやすいかもしれない。
仕上げに「切りごま」をかけて出来上がり。2人前545kcal。
焼肉のたれとして頂いた時には濃厚な味わいだったが、焼ラーメンにすると野菜の甘みが加わったこともあり、味に変化を感じる。最後にふりかけた切りごまの香りがとても良い。
同じタレなのに、焼肉用として頂いた時と焼ラーメンとして頂いた時では、違った美味しさが楽しめる感じだ。
「みそラーメン」の焼ラーメンも同じように作ってみる。作り方は同じ。
フライパンに水を入れて沸騰したら、全部の食材を入れる。中火にして2分後、麺を裏返して、全体がやわらかくなったらほぐす。水気がなくなったら”たれ”を入れて弱火で炒める。香ばしい焼き目をつける。
お好みで七味スパイスをかけて出来上がり。2人前523Kcal。
こちらも”味噌だれ”と野菜の甘みが美味しい。最後にふりかけた七味スパイスがピリッと味のアクセントになっている。子供が食べるとしたら七味スパイスはなしでも良いかも。味噌のまろやかな甘みを楽しむことが出来る。
食べごたえのあるもちもち中太麺とカリッとおこげが美味しい
焼ラーメン用の麺は、独自の技術を用いた食べごたえのある中太の即席中華めん。仕上げに焼き目をつけることで出来るおこげは、中はもちもちで、外はカリッ!パリッ!とした香ばしさを楽しめるようになっている。テフロン加工のフライパンを使ったが、やや麺が張り付きやすく、しっかりとした焦げ目はつけづらかった。ホットプレートの方がその点はうまくいくのかもしれない。
「〆」というよりも、焼肉と一緒にあともう一品!
どちらも焼肉と同じタレを使うから、味に変化がなく飽きてしまわないかな?と思ったのだが、そこはやはり別の美味しさがあった。肉や野菜が加わることにより食材のもつ甘みが加わり、「つけだれ」とした味わったのとは 違う美味しさが出る。麺ももちもちで食べごたえがあり、大人ウケも子供ウケも良さそう。具材なしで麺だけで作っても良いかもしれないが、その場合はやはり味が相当濃くなると思う。野菜や肉を加わえてこそ、焼ラーメンとしての美味しさが増すのだ。
「〆」で頂くというと、残っているスープなどに麺やごはん類を入れてパパっと作るものを思い浮かべるが、この焼ラーメンには焼ラーメン用の野菜と肉を準備しなければならないので、実際には「〆」というよりも「もう一品作る」と言った感じではある。焼ラーメン用の麺は乾麺。家庭でのストックはもちろん、外でBBQをする時なんかにも冷蔵の必要がないのでそういった面でも役立ちそうだ。2人前ずつなっているのも使い切りやすい。また、即席中華めんらしく、沸騰したお湯にすべての食材を一度に入れてしまっていい点は作りやすいかも。焼肉専用となってはいるが、もちろん焼ラーメンをメインで楽しんでもいいだろう。
2016年2月29日発売。希望小売価格は390円(税抜)。