『ほろよい 初みかん』は果皮の苦味も取り込んだ大人の味わい! キリキリの強めの炭酸で刺激も十分!

数3%という低アルコールタイプで、初心者/入門者にも飲みやすいお酒として、20代ヤング層を中心に人気を集めているサントリー酒類株式会社(大阪府大阪市)による「ほろよい」シリーズ。そこから新味となる『ほろよい 初みかん』(350ml/500ml・希望小売価格 税抜141円/191円・2015年1月6日発売)が登場した。

 

さっそく飲んでみよう。
プルタブをプシュッと押し込んで、爽やかに広がるのはまさにみかんそのものの香りだった。温州みかんを使用しているということだが、いわゆる甘みというよりも甘酸っぱさと柑橘系が合わさった爽快な香りで、かなり本格派の趣がある。 CR4_2326

パッケージにもイラストで描かれているけれど、糖度自慢の甘めのみかんというより葉っぱのついた酸っぱめのみかん。グラスに注いでみると粗めの炭酸がはじけて、さらにみかんフレイバーがパーッと広がる。
色はオレンジというよりもゴールド。炭酸は注いだ瞬間からはじけて消え、泡が残らないクリアなタイプ。

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ひとくち飲んでみるとなるほど、みかんはみかんでもきっちり白い筋の部分の苦味を感じさせる本当のみかんの味わいに驚く。キリキリの強めの炭酸で刺激も十分。のどまで炭酸の心地良い刺激でゴクゴクと飲むと実に爽快。
鼻に抜けるのはやはり温州みかんの酸味と苦味のハーモニー。苦味の中にはきっちりとスピリッツならではの癖のないアルコール感がしっかり存在していることで、お酒としての主張も忘れない。

これだけのみかん感を強烈に感じるというのに、みかん果汁含有率は2%というから驚きだ。低アルコールだけに初心者向けと捉えられがちだが、フルーツ好きな女性に始まって、大人そうに至るまで”ほろよい”気分を果実感たっぷりに味わいたいのなら全ての人におすすめできる。

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ただ気をつけたいのはオレンジなどの甘みの強い味わいを求めると確実に違うということ。甘みはほどよく抑えめ、果皮の苦味と果実の酸味はかなり強め、というのが印象。酸っぱいのが弱い人は避けたほうが無難である。

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こんな和風みかんの味わいを持った『ほろよい 初みかん』だから、やはりこたつに入って楽しむのがベスト・シチュエーションかなと思ってしまった。肌寒いながらじゅうぶんに温まったこたつとともにゆっくり味わいたいような、そんなリラックス・タイプのお酒。

健康面でも350mlで糖類が8.49gでカロリーが53kcalだから、飲み過ぎなければヘルシーだ。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:ほろよい 初みかん

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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