ついアートに夢中になる!額縁付き画用紙『ガクラフト』手作り感満点のグリーティングカードやサインボードに!

見すると、石膏でできた額縁のように見えるが、持ってみてビックリ! 「軽い!」のだ。そう、これは石膏ではなく、紙でできているのである。商品名は『ガクラフト』

その名の通り、額が付いたクラフト用の画用紙だ。この画用紙、額縁も含めすべて紙製。というわけで、手っ取り早く、水彩絵の具を取り出して試してみた。

 

紙なのに高級感ただよう仕上がり

まず最初に、額の部分に黒や茶、黄色などの色を適当に塗っていくと、何だかそれなりに本格的な額のように見えてきた。水彩だと、少し水を弾く感覚があるが、堅くて、塗り重ねてもしっかりとした、いい紙である。
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次に、額の中の「絵」の部分。ここは、絵の具を入れ始めるとすぐに気が付くのだが、表面にギザギザしたエンボス加工が施してあり、感触はまるでキャンバスそのものである。

この紙は、水彩ではなくどちらかというと油絵の具で色を重ねたくなる。色を入れていくたびに、ついつい描くことに夢中になっていく自分がいる。額があるから、制作が面白くなってアートすることにハマってしまうのである。40分ほどで絵と額が完成。

出来上がってみると、紙なのになかなか高級感があって、部屋に飾っても全く問題ない。しかも、紙製で軽いため、画びょうでとめたり、クリップを使って吊り下げたりと額を固定する方法も自由である。

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この『ガクラフト』、製造したのはスピーカーコーン紙製造のパイオニア的企業であるプラス産業株式会社(静岡市)。一流オーディオメーカーのスピーカーのコーン紙も、同社が製造していることで知られる。その継ぎ目のない立体モールドの技術を使い、まるでスピーカーコーン紙ような丈夫で軽い『ガクラフト』が誕生した。実は以前、当サイトでも紹介した「静岡ぽち」という、立体ぽち袋も同社の製品だ。

デザインは大阪の工業デザインオフィス「フルブレインズデザイン」、販売を株式会社靜玄が担当する。

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「芸術の秋」に手軽にアート

最大の特長である「紙」製であることを利用すれば、この『ガクラフト』は使い道が格段に広がり遊び心を満たしてくれる。何より、紙なので切ったり貼ったりが自由である。絵を描くだけでなく、中に写真を貼り込んだり、立体的に工作を施したり、額ごと切ってつなぎ合わせたり。もちろん、絵や写真を貼って直接ペンでメッセージを書き込んだりすることもOKである。

額があることで、一つの作品を完成させる喜びがあり、やり始めると作業にのめり込んでいく。

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画用紙表面のエンボス加工と、紙の張りの強さが、まるでキャンバス地のようで、記者は、油絵の具で絵を描きたくなってしまったが、このキャンバスに穴を空けて、模型と組み合わせ、立体的なオブジェを作るのも面白そう。誕生日や祝い事などのグリーティングカードとして、また表札やサインボードとして飾るのにも、この『ガクラフト』は最適である。

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これからの季節、ハロウィーンやクリスマスなど、年末にかけて行事も多く、それに向けて、家族で手軽にアートするのは楽しそう。そのための小道具として『ガクラフト』は大いに役立ってくれそうである。

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『ガクラフト』のラインナップは、四角いプレーンな額の「ベーシック」と額に模様を施した「ヨーロピアン」、それに楕円型の「オーバル」の3種類。平面部のサイズはA6サイズ相当で、何より重さが16~18gと軽い。価格は、どれも1枚あたり税込240円ほど。3種類セットで1000円という商品や、同種類の5枚入り、3枚入り、2枚入りセットなど、静岡げんき堂のサイトやamazonで売られている。

“芸術の秋”を家族で、そして贈答品として、『ガクラフト』で手軽にアートしてみてはいかがだろうか。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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