『暴君ハバネロ・シビ盛』は四川料理でお馴染みの花椒をダイナミックにふりかけて味わう罰ゲーム感覚の激辛旨!

辛が売りの東ハトの人気シリーズ「暴君ハバネロ」。今回の『暴君ハバネロ・シビ盛』(34g・実勢価格 税抜約150円・2015年5月11日発売)は山椒の辛さをフィーチャリングして、さらに猛威をふるう! コンビニルート限定ということでかなりの冒険が予想されるこの商品、どのくらい辛いのか、実際に食べてみることにする。

 

2003年に登場した「暴君ハバネロ」はその名の通り、メキシコ原産の激辛唐辛子の代名詞。タバスコの10倍の辛さは何しろギネス認定までされている代物。なのでそれ以上唐辛子的辛さの追求は無理となったのだろうか、今度は山椒を題材に角度を変えて辛くしてきた。そしてその山椒は「シビれる!山椒パウダー」として別袋で付属。それを自力でふりかけて食べる。もうほとんど自殺行為。

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中身を見れば女性の小指にちょうどいい大きさのリングは濃い目のオレンジ色ですでに見るからに辛そうなのだけれど(実際に辛い)、そこに別袋の暗黒色の小袋入りのパウダーを振りかける。それで再び封を閉じて混ぜ合わせる。さてさて、たっぷりの粉末をまとったそのリングの味は……。

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痛い。 しびれる上に舌がヒリヒリと腫れ上がる。これはたまらない。強力すぎるぞ、この「シビれる!山椒パウダー」。汗がどっと噴き出るほど辛い。山椒と言っているけど、中身は花椒(かしょう)じゃないか。これ、たまにラーメン店でも採用しているところがあるけれど、山椒と同属だけれどさらに辛い四川料理によく使われる強力辛味スパイス。山椒の辛さぐらい……と油断していたが、花椒はヤバイ。

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もちろん山椒の仲間なので、開けたての山椒のようにビリビリとしびれも来る。もうちょっとした罰ゲームの様相。ただこれ、激辛だけど美味しいところがまた複雑な心境。そしてついつい追加で食べて、その後から襲う辛さ・痛みに汗をかく。飲み物にラッシー(本格カレー店に置いてあるヨーグルトドリンク)が欲しくなる。でも辛いもの好きを自称するならこれは味わっておかなければならないはずだ!

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:暴君ハバネロ・シビ盛

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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