もうリングは気にならない!『ソフトリングノート』 リングがあることを忘れさせる、感動的な使い心地の良さ

具にこだわりを持つ人が増えているという。こだわる人が増えれば、当然、商品への要求も高まっていく。文具好きの記者の周辺では、昨今、リングノートやルーズリーフのバインダーの、リングの作りに関する“こだわりの声”が多く聞かれるようになっていた。

そうした声に応えるかのように、3月11日、コクヨグループのコクヨS&T株式会社(大阪市)から、凄いリングノートが発売された。それが今日ご紹介する『ソフトリングノート』である。

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コクヨS&Tの独自調査によると、リングノートはいろいろと利点もある反面、「金属リングに手が当たり書きにくい(47%)」「金属リング部分がかさばる(37%)」などの不満の声があったということ。これは、記者の実感とも重なる。

そこでこの『ソフトリングノート』の登場となる。最大の特長は、リングが樹脂製になって非常にしなやかであること。しかもリング自体、とても小さく、見るからに収まりがいい感じ。

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実際に使って見ると、これが想像以上に使い心地がいい。リングが“プニッ”とつぶれるので、リングの上に手を乗せて書くようなときにも、まるでリングのことを意識することがないのである。

また、リングノートを数冊、一緒にカバンに入れたり、本棚に立てたりしても、この『ソフトリングノート』だと、ほとんど引っかかることもなく、リングがかさばらない。

この使い心地の良さは、記者の期待をはるかに上回るもので、まさに感動的だった。

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このリングはオレフィン系樹脂でできていて、非常にしなやかである。

しかも、紙を閉じる側が直線になっている、いわゆる「D字型」のリングなので、円形のリングと違い、閉じられた紙の端が揃っていてめくりやすいのもポイントが高い。

やわらかリングのおかげで、ページの端の書きにくさや、かさばり感がなくなり、さらにD字リングで閉じたときも紙の端が揃うなど、リングノートの弱点がなくなり、通常のノート感覚でリングノートが使えるようになる。

これは、一度使うと、リピーターになりそうなノート。ヒットの予感を感じさせる『ソフトリングノート』である。

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ちなみに、ノートの紙面は、ドット入りの6mm横罫が施され、B5サイズとA5サイズの2種類がラインナップ。価格は、B5サイズが税別300円、A5サイズが税別280円となっている。

表紙は、シンプルでビビッドなカラーPP製。そこにワンポイント、プニッとつぶれたリングの形のアイコンが描かれている。このデザインなら、学生でも社会人にも、違和感なく選ばれるのではないだろうか。

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カラーバリエーションは、上の写真のとおり、B5サイズは5色、A5サイズでは6色で展開される。違いは、より小さなA5サイズに「ブラック」があること。普段からA5サイズのリングノートを使う記者は、実はこの黒を狙っている。

願わくば、このノートに横罫だけでなく、「5mm方眼」が加わって欲しい。そんなわがままな要求をする記者なのである。

オススメ度:(絶対におすすめ)
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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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