水切りヨーグルトを御存知? 水切りヨーグルト専用小型容器『ヨードリップ』を試してみた!

切りヨーグルトを御存知だろうか。ヨーグルトをコーヒーフィルター等で水切りするだけでクリームチーズのような濃厚さが楽しめたり、料理やお菓子作りのアレンジが出来るとして、静かなブームになっている。水切りする時の容器には、ざるやコーヒードリッパーを使う人が多いだろう。今回は「水切りヨーグルト」を作る専用容器、『ヨードリップ』を検証してみた。さて、専用品ならではの使いやすさは感じられるだろうか。

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小型の水切りヨーグルト専用容器。フタ付きで底には穴が開いている。『ヨードリップ』をマグカップの上にのせ、コーヒーフィルターやキッチンペーパーをセット。ヨーグルトを入れて冷蔵庫で一晩置く、というのが公式の使用法である。
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1度に水切りできる分量は約200g。ヨーグルトから出てくる水分はホエー(乳清)と呼ばれるもの。栄養満点なので、捨てずにドリンクや料理に活用しよう。

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記者は、今まで水切りヨーグルトを作る時には、コーヒードリッパーで代用していた。ドリッパーの場合は径が広く、ヨーグルトを入れやすいが『ヨードリップ』は径が小さく、またフィルターが重なってしまう部分があるため入れにくさがあり、むしろ使いづらさを感じた。
また、これはコーヒードリッパーでも同様であるが、マグカップに乗せると高さが出てしまい、冷蔵庫に入れることが出来ない。
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そのため、数時間水切りした後に、ココットに移し変えて一晩置いた。これで完成である。
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実は、水切りヨーグルトは一晩かけなくても出来てしまう。今回、2~3時間水切りした後に冷蔵庫に入れたわけだが、この時点でほぼ水切りは完了していたと言っても良い。その後8時間ほど置いておいたが、出てきたホエー(乳清)はごくわずか。
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とまあ、使い勝手においても、作り方の手順においても、それほど親切には感じなかったのが正直なところ。記者はコーヒードリッパーでも不自由はしておらず、いまひとつ専用品としての優位性を感じられなかったが、スッキリした見た目と、フタ付きであることは評価できる。

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水切りをして出来上がった水切りヨーグルトは約90g。クリーミーで濃厚な仕上がりになる。後味はヨーグルトのさっぱりさがあり美味しい!
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パンやサラダ、スィーツなど。水切りヨーグルトによる色々なアレンジを楽しんでみよう。

 

素材はポリプロピレン。耐冷・耐熱温度は-20℃~120℃。
販売価格は215円(税別)。

公式サイトはこちら

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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