世界初の‟焼いて食べる”キットカット『焼いておいしいプリン味』
世界中で愛されているキットカットにこの春、史上初のトースターで焼いてから食べるキットカットが登場した。その名もキットカット『焼いておいしいプリン味』である。
商品開発のきっかけは今年1月のこと。西武池袋本店地下1階にオープンした世界初のキットカット専門店「キットカットショコラトリー」で”焼きキットカット”を発売したところ、連日1時間で完売するほどの人気で、”幻の焼きキットカット”とまで呼ばれたという。
当サイトでも、ショップ開店直後から何度も訪問したが、購入することは叶わなかった。
その”幻の焼きキットカット”を家庭でも味わえるように製品化されたのが『焼いておいしいプリン味』というわけだ。
内容量は1袋に13枚。
大きさは通常のキットカットよりやや小さめ。
焼き方にはいくつかポイントがある。
パッケージ裏面の焼き方を参考に、早速焼いてみよう。
まずは、天板の上にアルミホイルを平らに広げ、その上にキットカットを間を空けて並べる。
この時に、事前にキットカットを冷やしておくと綺麗に焼けるとのこと!
オーブントースター(1000w)で約2~2分半。
予熱なしで焼いていこう。
表面が色づき始めると、あっという間に焦げるので、焼いているときは目を離さないように。
焼いていると、プリンの甘くていい香りが部屋に広がる。
焼き立てはやわらかく、ホロッと崩れてしまうので、少し冷ましてから食べよう。
食べてみると、クリームブリュレのような甘さと香ばしさが口の中に広がり、食感はサクサク。
中のウエハースの層が、パイのような感じになっている。
表面が溶けて、チョコレートに含まれる砂糖が固い飴状になるので、キャラメリゼのような香ばしさになるのだとか。
こうなると、すべてのキットカットは焼いて食べてもいいのかと考えてしまうが、チョコレートの配合の関係で上手く焼けずに形が崩れてしまうものがあるとのこと。
ここはやはり”焼いておいしい”というロゴのある焼きキットカット推奨商品を楽しもう。
焼く時の注意点として、焦げて高温になりすぎると、チョコレートに含まれる油分が発火する可能性がある。また、やけどにも注意しよう。
ちなみに、焼かずにそのまま食べても、もちろん美味しく頂ける。
希望小売価格は540円(税込)。1枚あたり41.5円とやや割高感もあるが、焼いて食べるイベント感は楽しい。
2014年3月24日より、全国のスーパーなどで発売中。