冬の限定らしいイチゴクリームたっぷりのチョコレートケーキ「あまおう」のコンフィチュール入り、森永『あまおうケーキ』

まい、まるい、おおきい、うまい、の頭文字を取ってネーミングしたという福岡県産のイチゴ「あまおう」。その「あまおう」を使ってコンフィチュールにし、それを使ったストロベリークリームをケーキでサンドし、さらにチョコレートでコーティングしたケーキが、この森永『あまおうケーキ』である。

コンフィチュールというのは、言葉は難しいが、要するにジャムのこと。このような、イチゴたっぷりのチョコ菓子は、冬限定の定番お菓子である。12月3日に全国で発売開始で、今月の下旬には販売を終了する。そろそろ急がないと、入手が困難になるかもしれない。

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パッケージを開けてみると、中の包装が、赤くて大きくて、まるで「あまおう」のよう。読者の皆様もきっと感じていることだと思うが、この手のチョコレートケーキやチョコパイに、驚きを期待してはいけない。どんなに美味しかろうが、おおよそ想像の範囲の出来事だし、決してマズイということはない。逆に言うと、そうであることが、きっと凄いことなのだ。

どんなに多種多様なバリエーションを作ろうとも、いつも期待通りの美味しさになる。「あまおう」というアイキャッチを使いながらも、やはりこのチョコレートケーキも、美味しいし、その美味しさは想像できる範囲にしっかりと入っている。ストライクゾーンは絶対に外さないのだ。

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というわけで、この『あまおうケーキ』も、記者がとやかく言うまでもない。あえて表現するなら、いちごクリームは思ったよりもフワフワに作られていて、その一方で、しっとりソフトケーキの生地は、意外としっとり感が軽い。

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それよりも、むしろ今回、記者が驚いたのは、このケーキのカロリーである。このケーキ1個で169kcalもある。ついつい2~3個もパクパクと食べてしまうと、それだけで507kcalにもなってしまうのだ。摂取カロリーの少ない女性なら、下手をしたら一食分くらいのカロリーになってしまう。食べすぎには要注意だ。

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森永の『あまおうケーキ』は、一箱に、このケーキが6個入って、標準小売価格300円。一箱全部食べると、堂々の1014kcal。比べることに全く意味はないが、1ケースの摂取カロリーが1000kcalを超すのは、記者の記憶が正しければ、ペヤング超大盛やきそば「ハーフ&ハーフ」以来のことではないだろうか。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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