夜明けのデザインがちょっとカッコよく目立つ! サントリー 『BOSS 夜明けのボス』新登場

コーヒーの新商品開発は大変だと、つくづく思う。差別化しようにも、やれることは限られているように見える。まして、缶コーヒーが好きな人が、コーヒー好きかどうかは疑わしい。こだわったからといって、“いい結果”になるとも限らない。いろいろな商品が出ては消えていく。サントリーのBOSSとて例外ではない。が、この新商品『BOSS 夜明けのボス』には、ちょっと目を引くポイントがある。

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9月17日に発売となった『BOSS 夜明けのボス』は、このブランドによくある、状況表現的なネーミングの新商品。例えば、「ボスの休日」とか「食後の余韻」といった流れを組むシリーズだろう。「夜明け」に飲むコーヒーというのは一体、どんなテイストなのだろう。メーカーサイトを調べると、深煎り豆のコクのあるロースト香と厳選された生クリームのまろやかさを通じて、「ゆっくりした1日の始まり」にぴったりの味なのだそうだ。

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コーヒー好きの記者には、取り立てて特徴的な味の缶コーヒーのようには感じられないが、しっかりと甘く、クリーミーで、ややローストの強い豆なのだろう程度の後味が残った。それよりも、むしろ、この缶コーヒー、缶のデザインがなかなかいい。夜明けの都会に朝日が昇ってくるシーン。この缶は、どこに置いても目立つしサマになる。ゆっくりした1日じゃなくても、忙しい1日の始まりで、問題なくフィットする。このデザインだけで、これを選びたくなる。希望小売価格115円。

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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