炭と一緒に食べるデトックスソルト『麻炭塩 匠』でおかゆを食べてみた!【ファスティング回復食】

 

体調管理や健康を意識するうえでの考え方のひとつに、デトックスというものがある。デトックスとは、体内に溜まった毒素を排出することであるが、これを料理の基本調味料である塩でも実現しようと考えられたのが『麻炭塩 匠』だ。デトックス効果があるとされている炭を塩にブレンドすることで、効果が期待できるという。ファスティングにも使えるということで、今回はおかゆにしてその味わいをたしかめてみよう。

 

スーパーフード巴馬火麻の炭使用。伊豆大島の海水で作られた塩とブレンド

グローリー・インターナショナル(東京都)は、「発酵美学」と「デトックス」をコンセプトに現代人の美と健康をサポートする商品を開発・販売するメーカー。7つのフリー(香料・人工甘味料・白砂糖・保存料・防腐剤・着色料・動物性原料)を原則とした、素材になるべく手を加えない商品を世に届けている。

そうしたコンセプトのもと新たに発売されたのが『麻炭塩 匠』(100g・希望小売価格 税込880円・2024年4月15日新発売)。デトックス効果が高いと言われる炭を、塩とブレンドしたデトックスソルトだ。

炭の原料には、完全に自然自生する巴馬火麻(バーマヒマ)を使用。麻(ヘンプ)の実は日本でも七味の原料として使用され、その高い栄養価から近年ではスーパーフードとしても知られている。

 

この巴馬火麻の茎を、伊香賀(いこが)式(※)で炭化・熟成させることで、通常の炭よりもやわらかく、さらさらとしたなめらかな口当たりに仕上げているようだ。炭の塩は他社でも発売されているが、スーパーフードである巴馬火麻を使ったものは、かなり珍しいだろう。

※巴馬火麻の茎を800~900℃で焼成、特別な方法で炭化・熟成された匠の技

ちなみに、なぜ炭にデトックス効果が期待できるかというと、炭には無数の細かな孔が空いているから。この孔が体内の老廃物や食品添加物を吸着・排出することで、さまざまな効果が期待できるというわけだ。

 

もう1つの原料である塩には、伊豆大島の海水を使用した「海の精」を使用。太陽と風と火の力を使った日本伝統の塩田製塩法で作られたこの塩を、さらに600℃以上の高温で焼成することで、サラサラに仕上げられている。

 

まずはそのまま味見!

炭をブレンドした塩、というだけで気になるのでまずはそのままの味をたしかめてみよう。粒はあら塩ほどの大きさで、見た目は黒く、ぱっと見では塩には見えない見た目。

少量を舐めてみると、角のない塩味が印象的な味。おだやかな味なので、いろんな料理に合わせやすそうだ。舌触りも一般的なあら塩と変わらず炭っぽさはない。

ごく少量だと分からないが、単品でなめ続けているとほんのりと炭の風味がする。料理に使うとさすがに分からないレベルだが、たしかに炭がブレンドされているのが伝わってきた。

 

おかゆの味付けにつかってみた

それでは、おかゆの味付けに使ってみよう。おかゆには同社の販売する「酵素玄米 黒テンペ粥」を使用。

「酵素玄米 黒テンペ粥」はお米や黒大豆のテンペなどの素材を活かした素朴な味わいで、塩味はごくほんのりと感じる程度。

ここに『麻炭塩 匠』を追加すると、全体の味を引き締めてくれつつ、それでいて主張しすぎないまろやかな味わいへと変化した。

ためしに一般的な塩でも食べてみたが、それと比べるとやはり角がまるく馴染んでいるような気がする。これなら回復食やファスティング中の塩分補給にも大活躍してくれそうだ。

 

見える塩・食べる炭で体調管理やファスティングを便利に!

白い塩と違い、どれだけ入れたのか見えやすいのも『麻炭塩 匠』の魅力。見える塩&食べる炭で、体調管理やファスティング中の塩分管理にも使いやすそうだ。

 

エステサロン・治療院・クリニック・一部こだわりの食材を取り扱う小売店、自社ECサイト(予定)で発売中。

 

公式サイト

 

記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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