一期一会『カイ・クボタ2022』はシャンパンと同じ製法でつくられたSDGsな国産スパークリングワイン

 

シャンパンと同じ伝統製法で作られている『カイ・クボタ2022』。規格外の葡萄を原料にしているため、品種の比率や量などが年ごとに変わり、その年々で醸造方法もゼロから見直す。まさにその年にしか出会うことのない一期一会のレア商品。今回は2022年に仕込まれたメルロ種100%、ロゼスパークリングワインをご紹介しよう。

 

同じ味は二度と作れない

ハーベリィアースストーリー(福岡県)は、葡萄樹液や葡萄由来の原料を配合した化粧品を販売する会社。山梨にエコファーマーが園主を務める提携農園がある。今回ご紹介する『カイ・クボタ2022』は高品質でありながら規格外となってしまったその農園の葡萄で造られたワイン。SDGsに貢献した挑戦としても注目されている。

農園では毎年「質は良いのに、わずかな色づきや粒の大きさの違いだけで規格外となってしまう葡萄」が出る。この規格外の葡萄を何か別の方法で活用できないか考えた結果、山梨の地元醸造所の協力のもとにこの「カイ・クボタ」が誕生。

 

その年々で仕込みや醸造方法をゼロから見直す

アルコール度数:11.5%

『カイ・クボタ2022』(750ml・希望小売価格 税込3,200円・発売中)

 

また商品名の「カイ」は山梨を示す「甲斐の国」と、甲斐甲斐しく手塩をかけて育てたという意味も込められているんだとか。

 

一般的なワインは、作りたいワインに合わせて必要な品種の葡萄を一定規格で育てるのに対し、『カイ・クボタ』は規格外の葡萄を用いるため品種の比率や量などが年ごとに変わる。その個性を最大限に引き出すため、その年々で仕込みや醸造方法をゼロから見直す必要があり、甲斐甲斐しく手塩をかけざるを得ない。まさに一期一会なワインなのだ。

 

シャンパンと同じ伝統製法

2022年産のカイ・クボタは、天候の影響で早摘みとなった山梨県牧丘町産のメルロ種を100%使ったロゼスパークリングワイン。その若々しさを際立たせるため、ぶどうを房ごと圧搾する「ホールバンチプレス」で得られた雑味のない果汁を使い、シャンパンと同じ伝統製法「瓶内二次発酵」で自然にゆっくり発泡させ、酸化防止剤無添加で作っている。

醸造を手掛けるのは、山梨県牧丘町にある「三養醸造」。三養醸造は、 創業以来ずっと日本の葡萄だけで日本ワインを作り続けてきた老舗ワイナリー。

 

和食・洋食・スイーツにも合う、軽やかでみずみずしいおいしさ

スクリュー栓なので、開栓も簡単。

自然発泡で作られたスパークリングワインは、泡がとてもきめ細かい。グラスに注ぐとみずみずしい香りがふわりと漂う。

やわらかなコーラルピンク色をしたロゼスパークリングワイン。キメ細やかな泡が口の中で心地よく弾ける。

記者が感じたのは、青りんごのようなフレッシュさと、すっきりとした後味。まろやかな酸味と柔らかなタンニンで飲みやすい。

軽やかでクリアな味わいなので、食前酒としてもおすすめ。もちろん和食にも洋食にも合わせやすく、白身魚のカルパッチョ、ペスカトーレ、さばの味噌煮など、料理のおいしさを引き立ててくれること間違いなし。

 

フルーツタルトやチーズケーキなど、スイーツと合わせるのもおすすめ。

 

クリスマスや年末年始などに、今しかない美味しさ

2022年産は300本限定での発売

『カイ・クボタ2022』は、酸化防止剤が入っておらず無添加なので、悪酔いしづらいのも特徴だ。

国産スパークリングワインとしてのクオリティも高く、その年の記念日などの贈り物や、年末年始、クリスマスのイベントなどにもぴったりな1本。2023年産はまた別の味わいとなるので楽しみだ。

『カイ・クボタ2022』は、公式通販サイトやリピーター向けダイレクトメールにて購入可能。

 ※電話からご購入希望の方は「おためし新商品ナビ」を見たとお伝えください。

 

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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